ヘルタはウォルフスブルクに先制されたが、原口(右)の入れたクロスから同点弾が生まれた - © © gettyimages / Stuart Franklin
ヘルタはウォルフスブルクに先制されたが、原口(右)の入れたクロスから同点弾が生まれた - © © gettyimages / Stuart Franklin

ヘルタ原口が同点弾の起点、ウォルフスブルクと引き分け る

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ブンデスリーガ第22節2日目が2月20日に行われ、原口元気の所属するヘルタ・ベルリンは本拠地でウォルフスブルクと1-1で引き分けた。フル出場した原口は同点弾の起点となり、チームの勝ち点獲得に貢献している。

ヘルタ 1-1 ウォルフスブルク

最初のシュートチャンスはウォルフスブルクだった。2分、中央のクルーゼが左のスペースへ展開するとシェーファーが左からシュート。しかしボールは右ポストの外側に大きく外れていった。ホームのヘルタも8分、ゴール正面のカルーから左のイビシェビッチへパスが出ると、地をはうシュートが枠に飛ぶ。しかしGKカステールスが体を横に大きく伸ばしてファインセーブとなった。さらに18分、左サイドの高い位置でキープしたカルーが縦にドリブルで突破。中へ送ったグラウンダーパスにダリダがスライディングで飛び込むも、ボールは右ポストをかすめるように外れてしまう。時間が経つにつれヘルタがやや優勢に試合を進めるようになり前半は終了した。

49分、左サイドの深いところでFKを得たヘルタは、ダリダがファーサイドのブルックスめがけて蹴る。しかしボールが伸びすぎてしまい、そのままゴールラインを割った。さらに51分、ゴール正面約20mのところでFKを獲得し、プラッテンハートが直接狙う。だが、これはきわどいコースに飛ばず、カステールスが冷静にキャッチした。すると53分、右からビリーニャがセンタリングを入れ、ファーサイドで待つシェーファーの下へボールが渡る。コースを見極めたフリーのシェーファーが、右のサイドネットにシュートを沈め、ウォルフスブルクが先制点を奪う。しかし60分、原口が右サイドから入れたセンタリングにイビシェビッチが合わせる。ゴールへ入る直前でナルドがボールをクリアするも、それを拾ったカルーがペナルティーエリア左から豪快なシュートを突き刺し、原口を起点にヘルタがすぐさま試合を振り出しに戻した。86分、相手CKからグスタボにシュートを打たれたが、ポストに救われる。その直後のウォルフスブルクの2回のチャンスもGKヤルステインが立て続けにセーブ。試合はこのまま1-1で終了した。

原口の試合後インタビューへ