原口「もっと数字を出したい」、第17節試合後インタビュー
【原口元気】
12月20日、ブンデスリーガ第17節最終日が行われ、原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは本拠地で武藤嘉紀のマインツと対戦し、2-0で勝利を手にした。これに出場した原口、武藤の2選手が試合後のインタビューに応じている。
――会心の勝利でしたね?
原口 そうですね、良かったです。
――序盤からヘルタがボールをキープし主導権を握っていました。やっていた感じはどうでしたか?
原口 チームとしてうまくやれてたと思います。見ていただければ分かると思いますけど、しっかりチームとして力を出せたのではないかなと思います。
――個人的に動きもキレていましたし、最初からゲームに入っていけていた印象です。
原口 そうですね、きょうはもう(リーグ前半戦の)最後ですし。いつも気持ちは一緒なんですけど、いつもより(試合の)入りが良かったとは思います。
――終了間際にアシストになりかけたシーンがありました。うまく抜け出し、ダイレクトでクロスを入れたシーンですが狙い通りでしたか?
原口 そうですね、あれオフサイドでした?
――少しだけ。
原口 そうですか・・・ああいうプレーは後半戦も増やしたいと思います。右からも左からもチャンスを作れるように。特にきょうはチャンスを作る回数が多かったので、引き続き後半戦はもっと数字を出したいので。僕が目標にしているところに近づくにはそこが必要なので、後半戦はやりたいです。
――3位で前半戦終了。どう受け止めていますか?
原口 前半戦は自信を持って戦えました。最終的に3位で終われたのは良かったですが、まだ(シーズンも)半分あるので。ブンデスリーガはそんなに簡単じゃないと思いますし、ポイントの少ないチームが努力してくると思うので、僕たちもそれに負けないようにトレーニングして、チームとしての完成度をもっと高めていきたいと思います。
【武藤嘉紀】
――きょうの試合を終えての感想はどうでしょう?
武藤 失点するタイミングが悪かったなと。チームとしてきょうはベルリンのほうが上でした。それがあからさまに出た試合だったと思います。
――ハーフタイムの監督の様子は?
武藤 怒っていましたね。
――前半戦が終わりましたが、半年間を振り返ると?
武藤 満足はいっていないです。チャンスの量を考えると、もっともっと出来たと思うので。後半戦は確実に取れるチャンスをものにして、さらなる結果を出せていけたらいいですね。
――2015年は長かったですか?
武藤 あっという間でしたね。環境もガラッと変わりましたし。東京にいたのがかなり前の事のように感じます。
――7得点というのは自分の中で良くできた方だと思いますか?
武藤 決めるところを決めきっていれば10ゴールは優に超えていると思うので納得はしていません。チームを上位に上げるのもFWの役目だと思うので。しっかり自分が決めていかないといけないと思います。
――2016年はどういう年にしたいですか?
武藤 絶対的な存在にならないといけないと思います。きょうみたいな試合でも(交代せずに)最後まで(ピッチ上に)残ってられるように、そういうポジションを確保してかないといけないですね。