4月8日、ブンデスリーガ第29節初日が開催され、原口元気のヘルタ・ベルリンは、清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍らが所属するハノーファーをホームに迎える。本稿ではこの試合の見どころについて、以下に記していく。

ヘルタは前節メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)戦で、2014年12月以来となる0-5の大敗を喫し、今シーズン最多の失点も記録してしまった。これにより得失点差も+5にまで急落。順位こそ、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)自動出場権を得られる3位をキープしたものの、4位以下との勝ち点差も縮まっている。また攻撃陣の不調も明らかで、今季前半戦において無得点で終わった試合はたったの2回しかなかったが、年明け後は11試合ですでに5試合でゴールを奪えていない。ただし、今節は直近9試合で6勝3分と無敗を守るホームゲーム。最下位に沈む相手から、しっかりと勝ち点3を獲得したいところだ。

対するハノーファーも前節は、酒井高徳のハンブルガーSVに本拠地で0-3と完敗。直近14試合で1勝13敗と、もはやブンデスリーガ残留は風前の灯火といった状況だ。当然とも言うべきか、ハンブルク戦の翌日には、昨年末に就任したばかりのトーマス・シャーフ監督が解任されてしまい、U-19ハノーファーのダニエル・ステンデル監督を内部昇格させている。しかし同監督はブンデスリーガで指揮を執った経験がなく、場当たり的な人事である印象は否めない。敵地でのヘルタ戦は現在3連勝中であるが、今季ここまで数々のポジティブなジンクスをものにしてこれなかっただけに、この試合でも厳しい結果が予想される。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】