3月19日、ブンデスリーガ第27節2日目が開催され、原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは、インゴルシュタットを本拠地に迎える。本稿ではこの試合の見どころについて以下に記していく。

バイエルン・ミュンヘンとは勝ち点21、ドルトムントとは同16差をつけられているものの、勝ち点45で単独3位に立っているヘルタは、残留危機にあえいでいた昨季同時期より16ポイントも多く稼いでいる。また第26節終了時で同クラブが3位以上に名を連ねているのは史上4度目の出来事であり、ここまで喫した失点26も、クラブ史上2番目の少なさ(2004/05シーズンは26試合を終え24失点)である。加えて直近3シーズンでは、第26節終了時の1~3位がそのまま順位変動なくシーズン閉幕を迎えており、2009/10シーズン以降では、26試合を終えた時の上位3クラブが、結果的に5位以下でシーズンを終えたことは一度もない。つまり最近のデータによれば、このままヘルタが欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できる可能性は非常に高いのだ。さらに今回は8戦負けなしをキープする本拠地での戦いであり、CLへの道を突き進むヘルタが昇格クラブ相手につまずくとは考えにくいだろう。

対するインゴルシュタットは勝ち点33で現在10位。2部3位との入れ替え戦にまわる16位を9ポイント上回り、ブンデスリーガ残留が現実のものになりつつある。最近の成績を見ると、直近5試合で無敗を守っているが、第22節に勝利してからは4試合連続ドロー。攻撃力に難のあるインゴルシュタットだが、前節シュトゥットガルト戦では今シーズン2度目となる1試合3ゴール以上を記録するなど、調子は決して悪いわけではない。ただし、アウェー戦はここ10試合連続で白星がなく5敗5分となっており、ブンデスリーガ2部時代も含めると、ヘルタとの対戦成績は2敗3分でいまだに勝利がない。インゴルシュタットからすれば、引き分けでも御の字といったところか。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】