原口(右)は先制点を挙げると、2点目もお膳立て。チームの連勝に大きく貢献した - © © gettyimages / Matthias Kern
原口(右)は先制点を挙げると、2点目もお膳立て。チームの連勝に大きく貢献した - © © gettyimages / Matthias Kern

原口1A1G、ヘルタCLへまた一歩近づく

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ブンデスリーガ第27節2日目が3月19日に開催され、原口元気の所属するヘルタ・ベルリンは本拠地でインゴルシュタットに2-1で勝利を収めた。先発した原口は先制点を挙げると、チーム2得点目をアシストし、勝利に貢献した。

ヘルタ 2-1 インゴルシュタット

まずは6分、右サイドをオーバーラップしたワイザーが中へクロスボール。中央のイビシェビッチがダイビングヘッドでネットに決めるが、オフサイドにより判定はノーゴールとなった。対するインゴルシュタットも9分、右からレッキーがややマイナス気味のセンタリングを放り込むと、ペナルティーエリアわずかに外のグロースが豪快なダイレクトボレー。ボールは枠内の左下に飛んでいくも、GKヤルステインが横っ飛びでセーブした。26分、中央のダリダが右の前方へスルーパスを送り原口を走らせるが、グロースが先に体を入れ、原口はシュートを打つことができなかった。両チームとも決定的に崩したシーンはなく、攻め手を欠いたまま0-0で前半が終了した。

46分、ハートマンが左から低い弾道のセンタリングを入れる。レスカーノが後ろから飛び込むが、プラッテンハートがしっかりと体を寄せていたためシュートを打たせなかった。すると54分、中央のカルーが左に開くプラッテンハートへ展開。プラッテンハートが入れた低めのセンタリングに、原口がニアで右足を合わせ、ヘルタが先制点を奪う。さらに69分、中央からダリダが右に開く原口へパスを出すと、原口は中央へクロスボール。これがファーサイドのカルーに通り、ヘルタが追加点を挙げた。しかしインゴルシュタットも75分、コーエンが左から入れたセンタリングをヒンターゼーアがヘディングでゴール。途中出場コンビにより1点を返す。しかし試合はこのまま終了。原口が全得点に絡む活躍で2-1の勝利を飾った。

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