ブンデスリーガもいよいよ残り2試合。最後の2戦は全9試合が同時開催となり、第32節は5月7日(土)の15時30分(日本時間22時30分)にキックオフされる。この中から原口元気の所属するヘルタ・ベルリンダルムシュタットの一戦の見どころを紹介する。

今季は目を見張る躍進を遂げたヘルタだが、ここに来てブレーキがかかっている。リーグ戦5試合で勝利がなく、現在は3連敗中。前節は上位争いをするレーバークーゼンに敗れ、残り1枠となっていた欧州チャンピオンズリーグ(CL)の自動出場権を奪われてしまった。さらに、メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)に追い抜かれ、後半戦に入って初めて5位に転落。すでに今季7位以上は確定しているため、2009/10シーズン以来となる欧州リーグ(EL)出場権は手中に収めているが、チームが狙うのはあくまでも1999/00シーズン以来となるCL本大会への進出。同大会プレーオフの参戦権を得られる4位でのフィニッシュが現在のチームの最大の目標である。

欧州カップ戦を争うチームの残り2試合をチェック!

今季からレギュラーに定着し、チームに貢献してきた原口は2試合先発から遠ざかっている。途中出場した前節の試合後には「次の試合が本当に大事」と話し、チームとしても個人としても残り2試合に向けて仕切り直しを口にした。約7万5000人とドイツでも最大級の収容を誇るオリンピア・シュターディオンは、ヘルタの勝ち点を重ねるごとに、空席が目立たなくなっていった。そのホームでの最終戦で迎え撃つ相手には過去3回の対戦で一度も負けたことがない(2勝1分)。しかも、ヘルタはブンデスリーガでダルムシュタットに1失点も許していない唯一のクラブである。この記録を保持し、好調のシーズンを有終の美で締めくくるためには、この試合を絶対に落とすことができない。

対するダルムシュタットは1981/82シーズン以来のブンデスリーガの舞台で健闘してきたが、残留争いからは抜け出せていない。現在は13位で、降格圏と勝ち点差はわずか2。とはいえ、この試合に勝利し、下位のアイントラハト・フランクフルトシュトゥットガルトがそれぞれの試合に敗れたら、残留が決定する。奇跡と言われた昇格を成し遂げ、チーム史上初の2年連続ブンデスリーガでの戦いを目指すディアク・シュスター監督は、試合前会見で「我々は情熱と献身で難しい課題を乗り越える」と話している。

残留争いの残り2試合をチェック!

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】