4月3日、ブンデスリーガ第28節最終日が開催され、原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは敵地でメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)と対戦する。本稿では、この3位対5位という上位直接対決の見どころについて、以下に記していく。

2016年に入りリーグ戦はここまで4勝5敗1分と、波に乗れているとは言いがたいボルシアMGだが、これが本拠地となるとその強さは保持されている。直近8試合のうち7試合で勝利を収め、唯一喫した負けも後半戦快進撃を続けるドルトムント戦のみ。さらに現在3試合連続で無失点を記録するなど、ボルシアパークでの完勝ぶりはあいかわらずだ。また、今節激突するヘルタ戦は現在4連勝中で、公式戦の同カード直近10試合の戦績は7勝1敗2分。2000年以降、ホームで負けたのもたったの2回しかないなど、非常に得意とする相手である。来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得のためには、勝ち点6差で追うヘルタを下し、勝ち点3を積み上げたい。

対するヘルタだが、第16節以降では第21節の1回を除き3位をキープ。勝ち点を48にまで伸ばしており、現行の「勝利=勝ち点3」制度になってから、第27節終了時でこれ以上の好成績を収めたのは2回しかなく、近年では最も調子の良いシーズンを送っている。また、昨シーズンはアウェーで3勝しかできなかったが、今季はすでに5勝を挙げ、さらに前節インゴルシュタット戦でシーズン37点目をマークし、昨季の総得点を早くも上回るなど、この1年でまったく別のチームに変貌を遂げたと評価できるだろう。第27節でチーム全得点に絡んだ原口の爆発、そして2008年9月以来の敵地ボルシアMG戦勝利も期待したいところだ。

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】