原口「手も足も出なかった」
11月28日に行われたブンデスリーガ第14節で、原口元気が所属するヘルタ・ベルリンはバイエルン・ミュンヘンに0-2で敗戦した。試合後、フル出場した原口がインタビューに応じた。
——きょうの試合について。
原口 前半は手も足も出なかった・・・ですし、後半は相手がもう(力を)緩めたというか、前半しか本気を出してないのは感じましたけど。前半は、個人もチームも、手も足も出なかったなという感じです。
——無失点でいる時間がもう少し続けば、また違った内容になったかもしれない?
原口 ああいう相手に勝つには、とりあえず前半はしのがなきゃいけない・・・。最低、前半は0-0でいかなきゃ勝ち目はなかったなと思いますね。
——第3節ドルトムント戦と同じ5バックでした。あの時のようにカウンター狙いだったのか、それともつなぐ意識で戦っていたのか。
原口 もちろん、つなげられる時はつなぎたかったですけど、相手の奪われた後の切り替えの良さだったり、寄せの速さっていうのは、ヘルタの選手はみんな少し恐れてしまったし。取られてからのカウンターが怖いので、ロングボールが多くなってしまいましたね。まぁチームの力の差を考えれば仕方ないですけど、そこで勇気を持ってつないだり、ボールを(前に)運んだりするのが必要だったかなと思いますけどね。
——バイエルンは前半途中までボアテングが中盤に入っていました。
原口 いやぁ・・・嫌ですよ。彼は非常に良いボールも出せますし、ボール奪取能力も高いし。でも、それ以上に自分的には、ビダルがすごい嫌な存在というか、切り替えの速さとか、(ボールを)取りに来るスピードとかは、他の選手とはちょっとレベルが違ったので。前半は僕も結構取られましたし、それが一番悔しいですね。