ブンデスリーガ第10節の9試合が10月23日~25日、各地で開催され、24日には大迫勇也と長澤和輝が所属するケルンが敵地でのバイエルン・ミュンヘン戦に臨む。この試合の見どころを探ってみよう。

固定メンバー

ケルンのペーター・シュテーガー監督は、過密スケジュールでも固定メンバーで臨むタイプの監督だ。先発メンバーに変更を加えたのは、今季のべ6カ所とリーグ最小。バイエルン戦では言うまでもなくベストメンバーがピッチへ送り出されるはずだが、同監督はここから始まるイングリッシュウィーク(ドイツサッカー連盟カップを挟んだ3連戦)でも「ローテーションはしない」と断言している。

「やってみないと」

そのシュテーガー監督はバイエルン戦に向けて「統計というものも知っているし、順位表だって読むことができるが、試合というものは、やってみないことにはわからない。ミュンヘンから何かを持ち帰ることができると信じて臨みたい」との談話を発表している。

バイエルン1000勝目なるか

ケルンを迎え撃つバイエルンは、前節ブレーメン戦でブンデスリーガ999勝目を挙げた。「本拠地で1000勝目」へのモチベーションは計り知れない。しかし、ケルンはバイエルンを本拠地で最も苦しめているクラブでもある。バイエルンにとってホームでの勝率が50%を下回る唯一のチームがケルンなのだ。(42回の対戦でバイエルンが20勝)

古巣、アリアンツ・アレーナ

ドイツ1年目の2013/2014シーズン後半戦をブンデスリーガ2部の1860ミュンヘンで過ごした大迫にとって、試合会場の「アリアンツ・アレーナ」は懐かしの古巣だ。今季の公式戦10試合で9得点と、リーグ屈指の決定力を示しているチームメイトのFWアントニー・モデステのサポート役に甘んじることなく、虎視眈々とゴールを狙っていくだろう。

公式戦の連勝はストップ

バイエルンは10月20日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)第3節でアーセナル(イングランド)に0-2と敗れ、今季の公式戦連勝は遂に12でストップとなった。しかし、前節終了後のインタビューで「目標はいつでも勝ち点3を獲得すること。それに並行して新記録をつくることができたなら、それはもちろんうれしいこと」と話していたフィリップ・ラーム主将の言葉は、バイエルンがあくまで『目の前の勝利』を目指す姿勢を表している。この姿勢こそが、前人未到のブンデスリーガ4連覇への鍵となるのかも知れない。

バイエルンの勝利は、圧巻の開幕10連勝を意味する。ケルンが一矢報い、これを阻止することができるか、統計だけで語ることはできない試合の行方に注目だ。


【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】