長谷部誠が所属するフランクフルトは、2015/16シーズンの後半戦に向けた補強でメキシコ人の攻撃的MFマーコ・ファビアンを獲得した。本稿ではファビアンの素顔に迫る10項目を紹介する。

1)オリンピックで金メダル

ファビアンはU–23メキシコ代表として2012年のロンドンオリンピックに出場。準決勝では清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍(いずれもハノーファー)を擁するU–23日本代表と対戦した。12分に大津祐樹(当時メンヘングラートバッハ、現柏レイソル)のゴールで日本が先制したが、31分にファビアンが同点弾を挙げる。その後、2点を追加したメキシコが決勝へと進み、ブラジルに2-1で勝利。金メダルを獲得している。

2)FIFAプスカシュ賞にノミネート

2014年、一般投票でその年のFIFA主催大会での最優秀ゴールを決めるプスカシュ賞の候補となった。ノミネートされたのは、期限付きで移籍していたクルス・アスル時代のプエブラ戦、味方からのロングボールをペナルティーエリア付近で受けてコントロールすると、そのままゴール左隅に突き刺した。

3)SNSスター

ファビアンはソーシャルネットワークに頻繁に写真を投稿している。フォロワー数はフェイスブックが170万人以上、ツイッターは約150万人、インスタグラムは約30万人に上る。自身が日常的にソーシャルメディアを利用するためか、ファビアン自身のスタンプも多く存在する。

4)ゲームで主人公

「マーコ・ファビアンのジャグル・カップ(Marco Fabian: Juggle Cup)」というゲームはスマートフォンで楽しめ、ファビアンのキャラクターを操作してリフティングを競うもの。ファビアン本人と対戦するチャンスも得られる。

5)FIFA16

「FIFA16in メキシコ」では、FCバルセロナ(スペイン)のリオネル・メッシとともにカバー写真を飾っている。

6)アカデミー機関を所有

「夢をかなえ、サッカー選手を育て、生涯続くように価値を高める」というモットーのもと、ファビアンはグアダラハラ(メキシコ)にアカデミーをつくった。そこではサッカー指導や食育、心理的なアドバイスはもちろん、ファビアンから直々に指導を受けることもできる。卒業生の一人は最近、ブラジルのサントスと契約を結んだ。

7)チチャリートと仲良し

チチャリートの愛称でブンデスリーガでもお馴染みとなったハビエル・エルナンデス(レーバークーゼン)とは同郷で、出身クラブのCDグアダラハラ(メキシコ)では2007年から2010年で3年間一緒にプレーした。その後チチャリートはイングランドのマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したが、2人は2012年からメキシコ代表チームで再会するようになった。

8)待ち切れなかった・・・

フランクフルトへの移籍を熱望していたファビアンは12月18日、今回の移籍が公式発表される1週間前も前に自身のフェイスブックで「この決断は人生の中で非常に難しいものだった。僕はチバース(CDグアダハラの愛称)でプレーすることを夢見ながら育った。でも欧州でプレーする夢も持っていたから、今はその夢を叶えようと思う。ブンデスリーガにチャレンジするよ」と地元のファンに別れを告げるコメントを発表していた。

9)広い交友関係

ファビアンはソーシャルメディアに多くの “セルフィー“ を掲載している。その中には、例えばネイマール(バルセロナ)や、この写真のメキシコ、エンリケ・ペーニャ・ニエト大統領など、超有名人も登場する。

10)野球ファン

プレーをするならサッカーが1番だが、ファビアンは大の野球ファンで、地元の野球チーム『チャロス・デ・ハリスコ』を熱心に応援している。