(1)トゥヘル監督、200試合目

ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督にとって、ハンブルガーSV戦が監督としてのブンデスリーガ200試合目となった。現在、ブンデスリーガで指揮を執る監督としては、ウォルフスブルクのディーター・ヘッキング監督(321試合)に次いで2位の試合数となっている。なお、マインツ時代(2009-2014)の勝率が38%だったのに対し、今季から就任したドルトムントでは73%の高さ。今節もハンブルクに3-0で快勝した。

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(2)ドルトムントの17歳、史上4番目の若さでゴール

そのドルトムントの先制点を挙げたのは、若きアメリカ代表のクリスチャン・プリシッチだった。同選手は17歳212日で初ゴールを記録。これは、ヌリ・シャヒン(ドルトムント)、ユリアン・ドラクスラー(当時シャルケ、現ウォルフスブルク)、ティモ・ウェアナー(シュトゥットガルト)に次いでブンデスリーガ4番目の若さでの得点となった。

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(3)ハノーファー、望みをつなげる

清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍の所属するハノーファーが7試合ぶりの勝利を挙げた。結果次第では降格が決定する可能性のあったメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)戦、サレレンバゼーのアシストからアントンがゴールし、19歳コンビがチームに先制点をもたらす。さらに、酒井のセンタリングを受けたカラマンのシュートがポストに跳ね返されたところをソビアクが押し込んで追加点。ブンデスリーガ2部との入れ替え戦に回る16位との差は10のまま縮まらなかったが、チームにとって貴重な勝利となった。

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(4)レバンドフスキ、得点王へまた前進

バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レバンドフスキがホームのシャルケ戦で今季26得点目と27得点目を挙げた。得点王争いのデッドヒートを繰り広げていたライバルのピエールエメリック・オバメヤン(ドルトムント)は後半戦からややスランプに陥っており、両選手の差は現在5得点となっている。残り4試合、このままレバンドフスキが逃げ切るのか、それともオバメヤンが盛り返すのだろうかーー?

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(5)ピサロ、最多得点記録を更新

現在のブンデスリーガのフィールドプレーヤー最年長の37歳で、歴代外国籍選手の最多得点を更新中のクラウディア・ピサロがまたも記録をつくった。負傷により3試合ぶりの出場となったウォルフスブルク戦でPKのキッカーを任されると、これを冷静に沈めチームに先制点もたらした。これが同選手のブレーメンでの102ゴール目となり、同クラブの最多得点記録を樹立。このゴールで勢いづいたチームは3-2で勝利した。降格圏脱出はならなかったが、17位フランクフルトとの差を4に広げた。

(6)深刻な決定力不足

長谷部誠のアイントラハト・フランクフルトは、レーバークーゼンに試合終了20分前から3失点を喫し、0-3で完敗。ブンデスリーガ2部との入れ替え戦に回る16位との勝ち点差は4となり、残留に向けて厳しい状況となった。直近3試合で3連敗。しかも、これらの試合では無得点に終わっており、昨季の得点王アレクサンダー・マイヤーの離脱による穴は大きい。

(7)ナーゲルスマン・マジック

ホッフェンハイムはユリアン・ナーゲルスマン監督の就任から、みるみるうちに生まれ変わった。同監督指揮下の第21節からの勝ち点は、バイエルン、ドルトムントに次いで、3番目に稼いでいる。今節もヘルタ・ベルリンに逆転勝利を収め、順位は13位まで上昇。前半戦はわずか2勝しかできなかったチームだが、現在は2回の連勝を含み、5試合負けなしとなっている。

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(8)ダルムシュタットの救世主

ダルムシュタットのサンドロ・ワーグナーがまたもゴールを挙げ、チームを残留に一歩近づけた。同じ昇格組のインゴルシュタットから試合を決定づける2点目を奪い、ダルムシュタットは13位から11位に順位を上げている。これでワーグナーは今季13得点目。後半戦ではダルムシュタットの18ゴールのうち11得点に絡み、名実ともにチームの顔となっている。

(9)直接対決

前節終了時点で12位のシュトゥットガルトと15位のアウクスブルク、残留争いの直接対決はホームのアウクスブルクが制した。決勝点を挙げたのは、後半戦から期限付きで加入したアルフレズ・フィンボガソン。同選手はここ5試合で4得点をマークしている。今節はフランクフルト以外の残留危機にあるチームが勝利したため、直接対決に敗れたシュトゥットガルトは15位へと順位を大きく下げた。

(10)唯一のアウェー勝利

今節、全9試合のうち8試合でホームのチームが勝利を挙げた。唯一、アウェーから勝ち点を持ち帰ったのが大迫勇也の所属するケルンマインツに2点のリードを許しながら、3-2の大逆転勝利を収めた。ちなみに、1989/90シーズンの第19節以来、全ホームチームが勝利を挙げたケースは起こっていない。