(1)デア・クラシカー

ドルトムントバイエルン・ミュンヘンによる「デア・クラシカー」は、どちらも譲らず、引き分けに終わった。直近の公式戦25試合で必ずどちらかがゴールを挙げていたが、2007年10月以来のスコアレスドローとなった。首位バイエルンと2位ドルトムントの勝ち点差は5のまま変わらず。残り9試合でバイエルンが突き放すのか、それともドルトムントが追いつくのか、優勝争いからますます目が離せない。

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両監督の試合後コメント
トーマス・ミュラーの試合後インタビュー

(2)酒井高、日本人8人目の100試合達成

ハンブルガーSVの酒井高徳がヘルタ・ベルリン戦でブンデスリーガ出場100試合に達した。酒井は2011/12シーズン後半戦にアルビレックス新潟からシュトゥットガルトに加入。奇しくもデビュー戦はヘルタ戦(第21節)だった。5シーズン目となった今夏は心機一転、ハンブルクに移籍。前半戦の序盤は控えに甘んじたが、現在は13試合に出場している。今節は2回の絶好機を含む両チーム最多4本のシュートを放つなど、そのパフォーマンスは光っていた。

なお、現在ブンデスリーガに所属している選手で100試合を達成しているのは、長谷部誠(205)、清武弘嗣(109)、内田篤人(104)で、香川真司はあと3試合で100試合目となる。

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酒井の試合後インタビュー

(3)衰えを知らない37歳の最強助っ人外国人

ブレーメンのクラウディオ・ピサロが前節のハットトリックに続き、今節ハノーファー戦でも得点を重ねた。ブンデスリーガ歴代外国籍選手の最多得点を更新中の同選手は、これでブレーメンのユニフォームを着て100ゴール目をマーク。あと1点でチームの最多得点記録に並ぶ。次節は昨季まで所属し、87得点をもたらしたバイエルンとの古巣対決に挑む。

ピサロの試合後インタビュー

(4)ハノーファー、全試合の半数以上となる18敗目

そのブレーメン戦、ハノーファーの清武弘嗣と酒井宏樹、山口蛍は3試合連続でそろって先発したが、1-4で惨敗した。山口は「中学以来」となるトップ下でのプレーに戸惑い、36分にベンチに下がった。復帰から4試合目となった清武はCKから得点を演出したが、チームはこれで18敗目。降格を免れる15位(ダルムシュタット)とはすでに勝ち点9の差がついており、残留に向けて厳しい状況となっている。

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清武、酒井、山口の試合後インタビューへ

(5)長谷部の指揮官、更迭

ハノーファーのトーマス・シャーフ監督の解任は現在のところないようだが、同氏の後を引き継いだアイントラハト・フランクフルトのアーミン・フェー監督が第25節終了後、解任された。フランクフルトは今節インゴルシュタットと引き分けに終わり、7試合未勝利。順位はブンデスリーガ2部との入れ替え戦に回る16位となっている。

(6)フンテラー、ようやくPK成功

シャルケのFWクラースヤン・フンテラーは、4試合連続でPKを失敗しており、あと1回で不名誉な記録樹立が迫っていた。しかし、ケルン戦の開始2分にPKのキッカーを務めると、これを成功させて先制に成功。この得点は今季ブンデスリーガの通算600得点目となった。シャルケは3-1で快勝し、4位に浮上している。

(7)韓国人選手2人目のハットトリック

アウクスブルクの具滋哲(ク・ジャチョル)がレーバークーゼン戦でハットトリックを達成した。これは、アウクスブルクにとってブンデスリーガ初の同一選手による1試合3得点となった。韓国出身選手としては、昨季までレーバークーゼンに所属した孫興民(ソン・フンミン、現トッテナム/イングランド)に次ぐ2人目の快挙。なお、日本人選手でハットトリックを記録しているのも、高原直泰(現沖縄SV)と武藤嘉紀(マインツ)の2選手となっている。

(8)監督不在のレーバークーゼン

レーバークーゼンのロガー・シュミット監督は第22節のドルトムント戦で退席処分に応じず、3試合のベンチ入り禁止となった。その間、チームは連敗を喫し、今節のアウクスブルク戦も3点のリードを許した。しかし、60分にカリム・ベララビが1点を返すと、相手オウンゴールとロスタイムの劇的同点弾で3-3の引き分けに持ち込んだ。4試合ぶりに勝ち点を手にしたチームだが、順位はドルトムント戦当時の3位から8位にまで降下している。

 (9)シュトゥットガルト大勝

シュトゥットガルトホッフェンハイムに5-1で快勝した。これほどスコア差をつけての勝利は2013年9月以来で、当時も相手はホッフェンハイム(6-2)だった。シュトゥットガルトは後半戦で18得点を挙げており、ブレーメンと並んでリーグトップとなっている。

(10)アウェーでは強い、ダルムシュタット

前節、王者バイエルン・ミュンヘンから大金星を挙げたマインツだが、今節は昇格組のダルムシュタットと本拠地でスコアレスドローに終わった。ダルムシュタットは、ホームでは1勝4分7敗と大きく負け越しているのに対し、アウェーでは5勝4分4敗。勝ち点26のうち4分の3を敵地で獲得しており、アウェーにおける成績はバイエルン、ドルトムントに次いで3番目となっている。