(1)ドルトムント、無敗守る

香川真司が所属するドルトムントは敵地でダルムシュタットと対戦し、2-0で勝利した。これで2016年に入りリーグ戦7試合で6勝1分、欧州リーグ(EL)やドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)も含めた全公式戦では9勝1分、18得点3失点という快進撃を続けている。

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(2)マインツの旋風

武藤嘉紀のマインツは敵地でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、サンペリオとコルドバのゴールにより2-1で勝利を飾った。これによりマインツは、アリアンツ・アレーナでバイエルンを下した今季初のクラブとなり、同クラブの本拠地連勝記録を17でストップした。マインツは直近6試合で5勝を挙げており、同期間のバイエルンよりも多くの勝ち点を稼いでいる(マインツは15、バイエルンは13)。

(3)ヘルタが歩むCLへの道

長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトと対戦した原口元気のヘルタ・ベルリンは、ホームで2-0の白星となった。24試合が終わり、すでに昨シーズンの総勝ち点を7ポイントも上回っており、現在の順位は、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)自動出場権が得られる3位。本拠地ではここまでわずか1敗しかしておらず、失点も8と、バイエルンに次ぐ少なさである。

(4)30秒でカムバック弾

シュトゥットガルトと対戦したメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)のパトリック・ヘアマンは、68分に途中出場し、前十字じん帯の負傷からついにカムバックを果たした。すると、その交代からわずか30秒後にチーム3点目を決め、ゴールという形で自らの復帰を祝っている。快足が最大の武器であるサイドアタッカーの復帰は、ボルシアMGにとって非常にうれしいニュースだ。

(5)酒井高、アシスト実らず

内田篤人が所属するシャルケの本拠地に乗り込んだ、酒井高徳が所属するハンブルガーSVは、酒井のアシストで先制点を奪ったものの、最終的には2-3で逆転負け。酒井は試合後、「攻撃の芽を摘まれていた」と、前線で起点がまったく作れなかったことに憤りをあらわにした。また、この試合がブンデスリーガ150試合目となったシャルケのエース、クラースヤン・フンテラーは得点を決め、同リーグ通算75ゴールに到達。2試合に1点という非常に高い割合で得点を量産している。

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(6)衰えを知らない外国人最強助っ人

ブンデスリーガ2部3位との入れ替え戦にまわらなければならない16位のブレーメンは、敵地でレーバークーゼンと対戦。この試合で輝きを見せたのは、外国籍選手最多得点記録を更新し続けるブレーメンの大ベテランFWクラウディオ・ピサロだった。同選手は55分にチーム2点目となるゴールを決めると、65分と83分にも立て続けに得点を奪い、37歳5カ月というブンデスリーガ史上最高齢でのハットトリックをマークしている。またこの勝利により、ブレーメンはフランクフルトを追い抜き、順位を15位に浮上させた。

(7)ハノーファー、本拠地5連敗

清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍が所属するハノーファーは、本拠地でウォルフスブルクに0-4で大敗した。前節、敵地でのシュトゥットガルト戦に逆転勝ちした勢いは、この試合の序盤にも感じられ、清武を中心にリズムの良い攻撃を繰り広げることができたハノーファーだったが、20分過ぎからウォルフスブルクも前に出てくるようになり、36分に失点。後半にも59~69分のたった10分間で3得点を奪われてしまうというありさまだった。

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(8)フォラント、ノーゴールに終止符

U-21ドイツ代表で主将を務めていたホッフェンハイムのケビン・フォラントが、アウクスブルク戦の25分に得点を決めた。同選手の最後のゴールは2015年10月のことで、実に1083分ぶり。しかし、久しぶりの感触にもフォラントは「その前にもチャンスはたくさんあったからね」と反省しきりだった。

(9)インゴルシュタット、1桁順位キープ

クラブ史上初のブンデスリーガを戦うインゴルシュタットは、本拠地で大迫勇也のケルンと対戦し、1-1の引き分け。順位は依然として9位をキープしており、最大の目標である残留が現実のになりつつある。そしてケルンでプレーする大迫の現状は厳しい。同選手は第18節こそフル出場したものの、第19節は90分からの出場となり、第22節は前半のみで交代。それ以外の4試合は1分もピッチに立てていない。

(10)「デア・クラシカー」開催直前

先述のように、第24節でドルトムントはダルムシュタットに勝利し、バイエルンはマインツに敗戦を喫した。これにより両者の勝ち点差は現在5に縮まり、3月5日に開催されるブンデスリーガ第25節では、いよいよその両雄が激突する。ドルトムントが勝利すればマイスターシャーレ(優勝皿)獲得争いは混沌を極め、バイエルンが白星を得れば今季のタイトルレースは再びバイエルンが独走してしまうことになる。

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