(1)香川、公式戦3試合ぶり先発

ドルトムントの香川真司がホームのハノーファー戦でフル出場した。前節ヘルタ・ベルリン戦はまさかのメンバー外となり、9日のドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)準々決勝のシュトゥットガルト戦は87分からの途中出場だった。今節、ドルトムントは最下位チーム相手に1得点を挙げるにとどまった。そのヘンリック・ミキタリヤンの決勝点は今季ドルトムントとして初めてペナルティーエリア外から決まったシュートだった。香川は試合後、連動性に欠け、攻撃が単発になっていると指摘。また、マーコ・ロイスは「“サッカーをすること”ができなかった。だから1-0という試合になってしまった」と振り返っている。

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(2)ヘルタ後半戦初黒星

10日のDFB杯でハイデンハイムを倒し、35年ぶりに準決勝進出を決めて乗りに乗っていたヘルタだが、今節はシュトゥットガルトに0-2で敗れた。原口元気は中2日でフル出場を果たしたが、連続でゴールを奪うことはできなかった。ヘルタは前節、ドルトムントと引き分けるなど後半戦も好調を保っているイメージがあるが、実は2016年になってリーグ戦ではまだ白星がない。原口は次節ホームでのウォルフスブルク戦に向け、「必ず勝たないといけない」と話している。

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(3)「僕たちが側についている」

バイエルン・ミュンヘンの選手やスタッフはアウクスブルク戦での入場時、「僕たちが側についている。君はまたやってのける」と書かれたTシャツを着用した。これは練習中に足首を骨折したチームメイトのホルガー・バートシュトゥーバーに向けて送られたメッセージだ。同選手は2012年に前十字靭帯断裂、2014年に大腿(だいたい)部の筋断裂で長期離脱を余儀なくされた。昨年11月に200日ぶりに復帰したが、再びチームを離れることになってしまった。度重なるけがに、多くの選手たちがバートシュトゥーバーに励ましの言葉を贈っている。また、ファンは「いつでも前へ。絶対に諦めるな、ホルガー」という横断幕を掲げた。

(4)まるで鳥のよう・・・

ドルトムントのピエールエメリック・オバメヤンはピッチでゴールを決め、アクロバティックで喜びを表現しなくとも、注目を集める。負傷によりハノーファー戦を欠場した同選手は、父親とともにジクナル・イドゥナ・パークのスタンドに登場。その個性的なファッションが話題を呼んだ。

オバメヤンのファッション写真集

(5)得点ランキング、首位交代

そんなオバメヤンが欠場している間、得点ランキングのトップが入れ替わった。最大のライバル、ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)がアウクスブルク戦で2得点を決め、今季21得点目をマーク。オバメヤンを抜き、同ランキングトップに踊り出た。今後も両エースストライカーの競争から目が離せない。

(6)最年少監督の初陣

健康上の理由で退任したホッフェンハイムのフープ・ステフェンス監督の後を受け、ユリアン・ナーゲルスマン新監督が初陣を飾った。同監督はブンデスリーガ史上最年少の28歳。準備期間はわずか2日にもかかわらず、ブレーメンから勝ち点1を持ち帰った。

28歳のナーゲルスマン監督、デビュー

(7)ケルン、68回目の誕生日

ケルンは1948年2月13日に創立され、ブンデスリーガ元年(1963/64シーズン)には栄えある初代チャンピオンに輝くなど、歴史を刻んできた。その68回目の記念日にホームでアイントラハト・フランクフルトに3-1で逆転勝利を収めている。なお、大迫勇也は体調を崩し、ベンチ入りしなかった。

コレオグラフィーで振り返る68年

(8)絶好調のシュトゥットガルト

第6節以降、バイエルンが首位をキープしているが、後半戦のみの順位表に目を転じてみると、シュトゥットガルトが首位に立っている。シュトゥットガルトの前半戦は常に15位以下で、シーズン途中に監督交代に踏み切った。それが後半戦は4戦4勝。降格圏から一気に脱出し、10位までジャンプアップした。

後半戦のみの順位を確認するには、こちらの順位表の右から2番目のタグ「RÜCKRUNDENTABELLE」をクリック

(9)ブンデスリーガ初得点者が7人

初日のマインツシャルケは2-1で前者に軍配が上がったが、得点者は全員、ブンデスリーガ初ゴールだった。これを皮切りに、今節は下記7人の選手、ガエタン・ブスマン、ユリアン・バウムガートリンガー(ともにマインツ)、ユネス・ベルアンダ(シャルケ)、アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)、パピ・ジロボジ(ブレーメン)、セレイ・ディエ(シュトゥットガルト)、ドミニク・ハインツ(ケルン)がブンデスリーガ初ゴールを記録。オーストリア代表で、マインツでキャプテンを務めるMFバウムガートリンガーにとっては、ブンデスリーガ112試合目で初めての得点。同クラブのクリスティアン・ハイデルSDは思わず、「ユリアンがゴールを決めるなんて、夢にも思ってなかった」ともらした。

(10)泥沼の7連敗

最下位ハノーファーは今節、後半戦から加入し、ツートップに起用されていた2選手と主将クリスティアン・シュルツが欠場し、絶体絶命のピンチに追い込まれていた。実際、ドルトムントに0-1で敗れたものの、フル出場した酒井宏樹が「本当にうまくいけば、勝てたゲームじゃないかなと思います」と話したように、強豪を苦しめることもできた。7連敗を喫したが、この試合をヒントに這い上がっていくことができるだろうか。

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