ブンデスリーガ第20節、知っておきたい10項目
(1)ブンデスリーガ下克上?
ブンデスリーガ第20節が2月5日から7日にかけて開催され、各地で熱戦が繰り広げられた。その第20節での出来事を10項目に厳選してお紹介しよう。
(4)鬼門を突破
昇格組のインゴルシュタットの武器は、セットプレーだ。アウクスブルク戦でもCKとFKからの2得点で逆点勝利を収めた。普段は比較的おとなしい同チームの攻撃陣だが、この試合では躍動。1試合24本のシュート数はインゴルシュタットにとって、ブンデスリーガでの1試合最多記録となった。
(5)バイエルン対策
ボルシアMGは“鬼門の金曜日”に、ようやく勝利することができた。同クラブは金曜日に行われるその節のオープニングゲームで、6試合、勝利だけではなく、得点からも遠ざかっていたのだ。2年越しの借りを返すとはかりに、ブレーメン戦で5ゴールを決めて勝利を収め、このジンクスにピリオドを打ち、2016年の初勝利に花を添えた。
(8)珍しいスコアレスドロー
レーバークーゼン対バイエルンの試合が0-0で終ったのは1990年4月以来のことだった。それもそのはず、前半45分間で両チームのシュート数は1本ずつと、1992年に試合データの統計が始まってから最も少ない本数を記録したのだ。後半には13本のシュートが放たれたが、どれも決勝点にはつながらなかった。