(1)大記録への挑戦

昨シーズンの得点王争いは、計19ゴールを決めたアイントラハト・フランクフルトのアレクサンダー・マイヤーが頂点に輝いた。しかし今季は第19節終了時点でドルトムントのピエールエメリック・オバメヤンがすでに20得点目をマークし、1976/77シーズンの“爆撃機”ことゲルト・ミュラー氏が持つ記録に並んでいる。なお、同氏は1971/72シーズンに年間40ゴールという大記録を達成したが、ハイペースで得点を量産するオバメヤンには「ミュラー氏を上回るかも?」という期待がかけられている。

第19節終了後、オバメヤンのインタビューはこちら

(2)歴代単独6位

原口元気のヘルタ・ベルリンとホームで対戦したブレーメンは、1-3という2点ビハインドから3-3の同点に追いつき、勝ち点1を手にした。ブレーメンを窮地から救ったのは、ブンデスリーガ外国籍選手の歴代最多得点記録を持つクラウディオ・ピサロ。この試合で2ゴールを決めた同選手はこれで通算得点を181に伸ばし、ドイツ人も含めたリーグ全体の歴代ゴールランキングで単独6位に浮上している。また、5位ウルフ・キルステン氏の記録は182であるため、今シーズン中にこれを抜く可能性も非常に高い。

(3)17歳の新星現る

ドルトムント対インゴルシュタットの68分、クリスティアン・プリシッチが17歳と134日でプロデビュー。左MFとしてピッチに登場した直後には、一瞬でトップギアに入り敵をドリブルでかわすなど若さあふれるプレーを披露した。またこれによりプリシッチは、ブンデスリーガ歴代8位の若さでデビューを飾った選手となっている。

(4)最も幸せな男

紆余曲折を経て今冬シュトゥットガルトに加入したケビン・グロースクロイツは、後半戦開幕後の2試合でともにフル出場を果たし、クラブの連勝に貢献している。同選手はハンブルガーSV戦後のインタビューで「僕は今、最も幸せな男だよ。気分は最高だ。クラブのみんなが温かく僕を受け入れてくれたし、僕たちはよく笑いあっている。それこそが一番大事なことなんだ」と、充足感を感じている様子だった。

(5)クラムニ効果

シュトゥットガルトで幸せを感じているのは、なにもグロースクロイツだけではない。ユルゲン・クラムニ監督の就任直後のドルトムント戦は黒星に終わったが、その次の2試合はともに引き分け、そしてその後3試合は全勝と、チームは軌道に乗り始めた。次節の結果次第では今シーズン初めて14位以上に浮上する可能性もある。

(6)走行距離リーグNo.1

武藤嘉紀が所属するマインツは、メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)戦でチーム全体の走行距離が125.2kmに達し、今シーズンここまでのブンデスリーガ全試合で最多を記録した。また、ボランチとしてプレーしたデニー・ラッツァは驚がくの13.8kmを走破。データを取り始めて以来、マインツの選手としては歴代トップとなっている。マーティン・シュミット監督も「我々はブンデスリーガで最も走り抜くチームであり続けたい」と話している。

(7)危険な2人

最下位ハノーファーを3-0で下したレーバークーゼンの強力な2トップは健在だ。先制点を奪ったシュテファン・キースリングは直近4試合で3ゴール、そして移籍により第4節からレーバークーゼンの一員となったチチャリートは、この試合で2得点を決め今シーズン13ゴールとなった。

(8)ウォルフスブルクはお得意様?

大迫勇也が所属するケルンのエースとして活躍するアントニー・モデステは、今節のウォルフスブルク戦でチームをドローに導く同点弾を決めた。同選手はホッフェンハイム在籍時を含めると、これまでウォルフスブルク戦6試合に出場しているが、今回の得点が5ゴール目。またこの試合でのシュート数4本も両クラブで最多となった。

(9)シュートの嵐

ホッフェンハイムと対戦したバイエルン・ミュンヘンのロベルト・レバンドフスキは、2得点を決め今シーズン19ゴール目。得点王ランキング首位のオバメヤンを追尾している。そんな同選手がこの試合で放ったシュート数はなんと12本。今シーズンここまでの最多記録となった。

(10)敵地でのゴール

ヘルタのサロモン・カルーはブレーメン戦で1得点をマークし、今季10点目となった。しかもそのうち8点はアウェー戦で記録しており、同選手は「今シーズン、敵地で最もゴールを決めている選手」となっている。