待ちに待ったブンデスリーガ2015/16シーズン後半戦が始まった。本稿では1月22日から24日にかけて行われた第18節の出来事を、10項目に厳選して紹介する。

(1)待望のゴール

香川真司の同僚、ドルトムントのイルカイ・ギュンドアンは、3−1と快勝した「ボルシアダービー」のメンヘングラートバッハ戦で、75分、チームの3点目を決めた。今季35本のシュートを打ちながら、これまで無得点だったギュンドアンにとって、待ち焦がれた今シーズン初ゴールだった。

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(2)ハンブルクに負けないバイエルン

首位のバイエルン・ミュンヘンは、統計家の予想を裏切らなかった。酒井高徳の所属するハンブルガーSV戦で2-1と勝利したバイエルンは、ハンブルクとの対戦15戦で12勝3分けとし、6年越しの負けなしの記録を更新した。

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(3)大胆な采配

武藤嘉紀のマインツを相手に1−0と勝利したインゴルシュタットだが、前半戦終盤の4試合では勝利から遠ざかっていた。ハーゼンヒュットル監督は前半戦の最終節から先発を5人変更。大胆な采配が当たり、勝利を収めた。マインツの武藤にとっては17試合ぶりのベンチスタートで、ほろ苦い後半戦のスタートとなった。

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(4)頭効き

レーバークーゼンのDFエーマー・トプラクは、ホッフェンハイム戦の同点弾を“ またも“ 頭で決めた。今季初ゴールとなったこの得点は、自身のブンデスリーガ4点目。彼のゴールは全てヘディグによるものだ。

(5)サッカーの神様

ファンから「サッカーの神様」と呼ばれているフランクフルト主将アレクサンダー・マイヤーが、またも伝説をつくった。ウォルフスブルクに押され続けた試合展開でハットトリックを決め、チームを勝利に導いたのだ。これには、同僚の長谷部も「本当に、3回のチャンスを3回決めた」と目を丸めた。その長谷部も右SBとしてフル出場を果たし、いよいよ、200試合出場にいよいよ王手をかけた。

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 (6)新春は勝利

どのチームも新年の第1試合目には勝利を収めたいものだ。「ドルトムントのように」。前述の通りメンヘングラートバッハ戦で勝利したドルトムントは、これで12年連続、新年の初戦で負けなしの記録を更新した。2016年はそのうち8回目となる勝利で飾った。

(7)祝砲は自分で

ブレーメンの主将クレメンス・フリッツが、記念の試合で自ら祝砲を鳴らした。3−1と勝利したシャルケ戦は、フリッツにとってブンデスリーガ300試合目となる試合だった。そこで、実に115試合ぶりのゴールとなった同点弾を挙げると、残りの2得点にも絡む大活躍を見せた。シャルケにとっては痛い敗戦となったが、復帰に向けて奮闘する内田篤人が、試合後のインタビューに応じてくれた。

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(8)カーニバルと悪い魔法

ケルンは、カーニバル期間用のユニホームで後半戦の初戦に臨んだ。大迫勇也もウインターブブレーク中のポジション争いを制してフル出場したが、シュトゥットガルトを前に1−3と屈してしまった。この対戦は悪い魔法に掛かったように、過去19回でホームのチームが勝利していない。そのジンクスは今回も破られなかった。

(9)最下位から

酒井宏樹が先発したハノーファーは、ダルムシュタットのFWサンドロ・ワーグナーの勢いを止められたかった。ワグナーは今季2回目の1試合2得点で、自己最高のシーズン6点目。1−2で敗れたハノーファーは、最下位へ転落した。また、新加入の山口蛍はメンバー入りしたが出番はなかった。次節のレーバークーゼンでは、ブンデスリーガデビューとなるか、注目したい。

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(10)初のスコアレスドロー

原口元気がフル出場したヘルタ・ベルリンは、アウクスブルクと引き分けた。スコアーは0−0で、今季初めてヘルタの試合において両チームともにゴールが生まれなかった。ウインターブレーク中のテストマッチでは得点もあった原口。次節のブレーメン戦ではゴールを期待したい。