ブンデスリーガ前半戦も残り2試合。第16節は12月11日(金)から13日(日)に行われ、初日に武藤嘉紀が所属するマインツが本拠地でシュトゥットガルトと対戦する。

マインツはアイントラハト・フランクフルトとハンブルガーSVに勝利し、連勝中。両試合とも相手の攻撃が優勢だったが、しっかりと守り抜いた。また、前線の選手も自分たちの仕事をしっかりと果たしている。1トップの武藤はここまで7得点、トップ下のユヌス・マリは8得点を挙げており、マインツの得点源としてM&M(マリ&武藤)と呼ばれている。前節、1試合2得点の活躍をした左ウィングのハイロ・サンペリオ、右ウィングのパブロ・デブラシスはそれぞれ3アシストでチャンスを演出。この4人がうまくかみ合い、成果につながっている。

武藤がこの試合で1ゴールを挙げれば、前半戦の日本人選手最多得点記録に並ぶ。現在の記録はドルトムントの香川真司(2010/11シーズン)と当時マインツの岡崎慎司(2013/14、2014/15シーズン)による8得点。第3節で日本人最速の1試合2得点を成し遂げた武藤にとっては、先輩の記録に追いつくだけでなく、それを超えることも十分にあり得る。

対戦相手のシュトゥットガルトは、第13節終了後に監督交代を行ったばかりだ。ユルゲン・クラムニ新監督は元マインツの選手であり、同U-19チームとトップチームのコーチを務めた経験もある。昨季と今季途中まで3部リーグ所属のシュトゥットガルト2部チームを率いていたが、成績不振のトップチームを救うべく、暫定監督に就任した。シュトゥットガルトは第15節を終えて、勝ち点11、得失点差−17と過去最低の成績となっている。また、チーム史上初めて、アウェー戦をいずれも4失点で3連敗中。ここ数年は常に残留争いを強いられているが、ブンデスリーガ3回の優勝を誇る古豪の名に懸けて、これ以上不甲斐ない結果を出すわけにはいかない。クラムニ監督はマインツ戦を「現在の状況を変えるチャンスとして、うまく活用したい」と試合前会見で述べている。

マインツは今季、1試合の平均走行距離が118.7kmとリーグトップ。一方、シュトゥットガルトはチーム全体の平均スプリント数が230回で、こちらもリーグトップだ。このデータから見ると、攻守の切り替えの速い、エキサイティングなゲームになることだろう。 

【今季ここまでの記録】

Tore=得点数
Torschüsse=シュート数
Schüsse/Tor=1得点までに要するシュート数
Gegentore=失点数
Ballbesitz(%)=ポゼッション率
Passquote(%)=パス成功率

【過去の対戦成績】