1年ぶりのブンデスリーガ復帰が決まったツィーラー - © © gettyimages / Catherine Ivill
1年ぶりのブンデスリーガ復帰が決まったツィーラー - © © gettyimages / Catherine Ivill

ツィーラーがブンデスリーガに復帰

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浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトは7月11日、イングランドのレスターからGKロンロベルト・ツィーラー(28)を獲得したと発表した。2020年6月30日までの3年契約で、背番号は「16」に決定している。

ツィーラーは2010年から2016年までハノーファーに所属。ブンデスリーガ通算185試合の実績を持つほか、欧州リーグ23試合、ドイツサッカー連盟カップ1試合に出場している。昨夏に降格したハノーファーからレスターへ移籍したが、公式戦の出場はわずか12試合にとどまっていた。

ケルン生まれのツィーラーは2014年ブラジル・ワールドカップの優勝メンバーで、ドイツ代表のキャップ数は「6」。年代別の代表でも通算32試合でゴールマウスを守り、2008年にはUー19欧州選手権を制覇している。

シュトゥットガルトのスポーツ担当取締役ヤン・シンデルマイザー氏は、「我々は安定した守備がいかに大事になるかということを理解している。GKのポジションにはミチェル・ランゲラクとイェンス・グラール、この合宿にも参加しているフロリアン・カステンマイヤーと十分なクオリティーの選手がそろっている。ここにツィーラーが加わることで、GK全体の底上げにつながる。数週間前に彼を獲得する方針を固めたが、レスターとの交渉が難航していた。ロンロベルトの並々ならぬ理解なしに成立することはなかった」と、難産の末の獲得だったことを明かした。

ブンデスリーガ復帰が決まったツィーラーは、「シュトゥットガルト移籍が決まってうれしい。クラブ幹部の話にはとても説得力があり、交渉成立に腐心してくれた。その過程でシュトゥットガルトは成長していくクラブだという感覚が生まれ、それに貢献したいと思った。1日も早くチームに溶け込んで、最大限の力を発揮できるようにしたい」と新天地での抱負を述べている。