若手タレントファイル(1)
ブンデスリーガでは毎シーズンのように若いタレントがデビューを果たし、その名を売ることに成功している。近年ではユリアン・ブラント(レーバークーゼン)、マハムート・ダフート(メンヘングラートバッハ、現ドルトムント)、ユリアン・ワイグル(ドルトムント)らがその代表格だ。彼らに続き、その才能を開花させるのは誰か。注目の若手有望株20人を紹介する。
ダンアクセル・ザガドゥ(ドルトムント/18歳)
ペーター・ボス監督は負傷者が相次いだことを受け、バイエルン・ミュンヘンとのドイツ・スーパーカップでザガドゥを先発起用した。本職のセンターバックではなく、不慣れな左サイドバックでのプレーだったが、恵まれた体格と落ち着き払ったプレーからは、ダイヤの原石と称されるポテンシャルを垣間見ることができた。もちろん、まだまだ改善の余地はあるものの、間もなく開幕するブンデスリーガでその才能にさらなる磨きをかけてくれるはずだ。