U21ドイツ代表、4大会ぶり欧州制覇
U21欧州選手権決勝が6月30日にクラクフ(ポーランド)で行われ、U21ドイツ代表はU21スペイン代表と対戦し、1ー0で勝利した。ドイツはノイアー、ボアテング、フメルス、エジル、ケディラらを擁した2009年以来、4大会ぶりの優勝を飾っている。 U21ドイツ代表 1ー0 U21スペイン代表
この試合最初の決定機は、7分のドイツだった。左から鋭いクロスを入れると、ニアサイドのマイヤーが頭で合わせる。ボールは良いコースへ飛んで行ったが、しかし左ポストを直撃してしまった。
スペインも13分、左CKがファーサイドへ流れ、セバージョスが右からセンタリング。そしてハーベラーの前に走り込んだベジェリンがヘディングシュートを放つも、これは枠の外へ流れていった。
主導権を握るドイツは16分、ゲアハートのセンタリングを、ニャブリがワントラップから左足で狙ったが、ボールは左サイドネットの外側へヒット。21分にもアーノルドの蹴った左FKから、ファーサイドのニャブリがトラップでDFを外し、ニアポスト側へシュートするも、しっかりとミートすることができず、GKにキャッチされてしまった。
均衡が破られたのは40分、右SBのトーリヤンがセバージョスを振りきって縦に突破し、そこからのセンタリングをニアのワイザーが頭で合わせると、ボールはGKの上を越す弧を描きネットへ。優勢に試合を進めていたドイツが、待望の先制点を奪った。