Summary

  • ブンデスリーガで続々と開花する若い才能
  • 新シーズンも各クラブに10代の有望株が多数そろう
  • リーグの次代を担う選りすぐりの20人を紹介。第三弾はこの5人!

ブンデスリーガでは毎シーズンのように若いタレントがデビューを果たし、その名を売ることに成功している。近年ではユリアン・ブラント(レーバークーゼン)、マハムート・ダフート(前メンヘングラートバッハ、現ドルトムント) 、ユリアン・ワイグル(ドルトムント)らがその代表格だ。彼らに続き、その才能を開花させるのは誰か。注目の若手有望株20人を紹介する。


マーコ・フリードル(バイエルン・ミュンヘン/19歳)
昨季はバイエルンのUー19チームに所属していたが、ウィンターブレーク中のドーハ合宿でトップチームに帯同すると、その後も度々練習に参加。7月に正式に昇格を果たした。同胞で同じ左サイドバックの先輩ダビド・アラバから多くのことを吸収し、プレシーズンマッチでは左サイドバックの選択肢の一人になり得ることをカルロ・アンチェロッティ監督にしっかりとアピールした。


エイメン・バーコック(アイントラハト・フランクフルト/19歳)
2016年11月20日のブレーメン戦でブンデスリーガデビューを飾ったバーコックについて、ニコ・コバチ監督は誇張なく“ダイヤの原石”と評する。デビュー戦で90分に決勝ゴールを挙げてサポーターを大興奮させると、その6週間後のマインツ戦でも1ゴール1アシストの活躍。サッカーファンにその名を広く知らしめた。Uー19ドイツ代表にも名を連ねるバーコックの台頭に、サポーターはかつてフランクフルトで大活躍したジャイジャイ・オコチャの雄姿を重ねている。一気にブレイクしそうな予感がするティーンエイジャーだ。


ランドリー・ディマタ(ウォルフスブルク/19歳)
ケビン・デブライネ(現マンチェスター・シティ/イングランド)の後継者を探し続けていたウォルフスブルクは今夏、同じベルギー出身のディマタに白羽の矢を立てた。KVオーステンデ(ベルギー)から加入したディマタは、昨季のリーグ戦で24試合11ゴール3アシストをマーク。創造性とスピード、複数のポジションをこなす柔軟性が魅力だ。マリオ・ゴメスという大きな存在がいることで、プレッシャーなく伸び伸びと成長できるのは大きい。昨季のチーム総得点がリーグワースト3位の「34」だったウォルフスブルクに頼もしい戦力が加わった。

 

ラースロー・ベーネス(メンヘングラートバッハ/19歳)
“マレク・ハムシク2世”の呼び声高いスロバキア出身のMF。2016年6月の加入後、デビューはシーズン終盤まで待たなければならなかったが、バイエルンとの大一番でブンデスリーガ初出場を果たすと、デビュー2試合目のヘルタ・ベルリン戦で初ゴールを記録した。クリエイティブで視野が広く、ドルトムントへ移籍したマハムート・ダフートの穴を埋める活躍が期待されている。

 

フェリックス・パスラック(ドルトムント/19歳)
2015年にフリッツ・ヴァルター・メダルのUー17部門で金メダルを受賞するなど、エリートコースを突き進み、ルカシュ・ピシュチェクの後継者として期待されている。19歳にしてブンデスリーガ出場は13試合、欧州チャンピオンズリーグ、ドイツサッカー連盟カップの舞台も経験している。レギュラー定着にはもう少し時間がかかりそうだが、左右のサイドバックに加え、攻撃的なポジションも担えるユーティリティ性は大きな魅力。10代の選手らしいハツラツとした動きと積極的な姿勢は、ゲーゲンプレッシングを重視するペーター・ボス監督の戦術にもぴったりだ。