ドルトムント完勝、フル出場の香川も得点に絡む
2月28日にピッチコンディション不良のため、キックオフ直前で延期が決定したドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)準々決勝ロッテ(3部)対ドルトムントが、代替開催地オスナブリュックで3月14日に開催され、3ー0でドルトムントが勝利した。香川真司はフル出場し、チームの2点目を演出している。
ロッテ 0ー3 ドルトムント
ブレーメン、レーバークーゼン、1860ミュンヘンらを倒し、ここまで勝ち上がってきたロッテが、序盤は攻勢に出る。開始10分、左サイドからグラウンダーセンタリングを入れると、ゴール至近距離からロージンガーがシュート。しかしこれはドルトムント守備陣にブロックされ、ロッテがCKを獲得している。
さらにその1分後、ロッテはCKをクリアされるも、ドルトムント最終ラインが押し上げたところで裏へロビングパス。ウェンデルが抜け出し、GKと1対1という絶好の場面を迎えたが、ビュルキの左腕に防がれてしまった。
立ち上がりのピンチを乗り越えると、徐々にドルトムントがポゼッションを高めていく。15分には香川がカストロとのワンツーで守備網をかいくぐると、右のスペースにパス。ペナルティーエリアに入ったシュアレがセンタリングを送り、デンベレが飛びこむも、ヘディングを完璧に合わせることはできなかった。