Summary

・ドルトムントがCLグループステージ第3戦でスポルティングと対戦

・現在ドルトムントの負傷者は計11人

・スポルティング戦は若手中心のメンバー構成が有力視される

10月18日、ドルトムントが欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3戦でスポルティング(ポルトガル)と敵地で対戦する。グループステージの行方を占う大事な一戦を前に負傷者が続出して戦力のやり繰りに苦しんでいるが、ドルトムントはそうした災いを福に転じさせることができるチームだ。トーマス・トゥヘル監督は、10月14日のヘルタ・ベルリン戦で平均年齢がクラブ史上最も若い11人をピッチに送り出したが、まだ経験の浅い選手たちは闘争心とモラル、意志を前面に押し出して指揮官の起用に応えた。

意志あるところに道は開ける

1-1の引き分けに終わった試合後、浮かない顔でスタジアムを後にしたキャプテンのマーセル・シュメルツァーはその2日後、内転筋を痛めて約2週間の離脱と診断された。マーコ・ロイスからゴンザロ・カストロまで、負傷者リストはさらに長くなり、ピッチに立つ11人の顔ぶれはさらに若返ることになる。だが、ヘルタ戦を見る限り、チームの強さが著しく損なわれることはないだろう。

28歳のシュメルツァーが最年長だったヘルタ戦、先発メンバーの平均年齢は22.9歳だった。107年ものクラブの歴史の中でこれほど若いチームで試合を戦ったのはわずか2度しかない。フェリックス・パスラックとクリスチャン・プリシッチが18歳、エムレ・モルが19歳、ブンデスリーガデビューを飾ったミケル・メリーノが20歳……。ユリアン・ワイグル(21歳)やマティアス・ギンター(22歳)も彼らとほとんど変わらない若さであり、後半に投入されたウスマン・デンベレもまだ19歳だ。

トゥヘル「このチームを率いるのは楽しかった」

ヘルタ戦ではナーバスな動きが目につき、長い時間にわたって苦戦を強いられた。しかしサポーターも監督も、そんな若いチームが白熱のプレーを見せ、最終的には勝ち点1をもぎ取った試合を大いに楽しんでいた。試合後、トゥヘルは最後まで戦い抜いた選手たちを称えた。「我々は集中して熱い気持ちでプレーし、あらゆる手を尽くした。このチームを率いるのは本当に楽しかった」

ヘルタの先制点も、ピエールエメリック・オバメヤンのPK失敗も、若いチームの意志や闘争心を削ぐものではなかった。ギンターは「士気の高さを見せることができたと思う」と語り、「試合前、負傷者が何人いても言い訳はできないと話し合った」と明かした。21歳にしてチームをけん引する役割を担ったワイグルも納得の表情だった。「決して諦めたりせず、勇気を持って前へ前へとプレーしていた」

若いチームの戦いはまだまだ続く

現在ドルトムントが抱える負傷者は11人。だが、スポルティングとの試合を乗り越えられるかどうか問われたワイグルは、「乗り越えるしかない。他に選択肢はないのだから。若い選手たちと一緒に進みながら、僕らのプレーというものを教え込んでいかないと」と話し、肩をすくめて笑った。ワイグルはスポルティング戦でも、攻撃的に、アグレッシブにプレーできると確信している。