「ドイツ・スーパーカップ」、バイエルン対ドルトムントの激闘の歴史
昨季のブンデスリーガ王者とドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)覇者による、シーズン最初の公式戦「ドイツ・スーパーカップ」が8月5日に開催される。今年は昨年に続き、バイエルン・ミュンヘンとドルトムントが激突。ドイツサッカー界をリードしてきた両雄の、同大会における過去の対戦を動画とともに振り返っていく。
【2016/17シーズン】
バイエルン・ミュンヘン 2ー0 ドルトムント
マッツ・フメルスにとって早々の古巣帰還となったこの試合、ドルトムントサポーターから同選手にすさまじいブーイングが浴びせられた。前半は0ー0のまま終了したが、後半に入りアルトゥーロ・ビダルとトーマス・ミュラーがゴール。バイエルンにとっては2010年以来となる無失点で同大会優勝を勝ち取った。
【2014/15シーズン】
バイエルン・ミュンヘン 0ー2 ドルトムント
23分にヘンリック・ミキタリヤンの豪快なシュートでドルトムントが先制点を奪い、さらに62分にもピエールエメリック・オバメヤンが追加点を決め、スパイダーマンのマスクをかぶるパフォーマンスを披露。数カ月前までジグナル・イドゥナ・パークを本拠地としていたロベルト・レバンドフスキはノーゴールに終わった。
【2013/14シーズン】
バイエルン・ミュンヘン 2ー4 ドルトムント
この2カ月前に欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝で激突した両者の再戦は、計6ゴールが生まれる打ち合いに。同シーズンに就任したジョゼップ・グアルディオラ監督にとっては、バイエルン初の公式戦を黒星で終えることになった。
【2012/13シーズン】
ドルトムント 1ー2 バイエルン・ミュンヘン
ドルトムントがクラブ史上初の国内2冠を達成し、王者の風格をまといながらバイエルンと対戦。しかし開始から11分までに2ゴールを許してしまい、終了15分前にレバンドフスキの得点で1点差に迫るも、追撃は及ばず。バイエルンが雪辱を果たす結果となった。
【1989/90シーズン】
バイエルン・ミュンヘン 3ー4 ドルトムント
ドイツ・スーパーカップの舞台でドルトムントとバイエルンが初の顔合わせ。互いに3点ずつを奪った後、終了間際の88分にまだ若かりし頃のアンドレアス・メラーが決勝弾を決め、ドルトムントが同大会初優勝を飾った。