ライプツィヒ戦で後半途中出場の武藤は、ロスタイムに1ゴールをマークしている - © © imago / Jan Huebner
ライプツィヒ戦で後半途中出場の武藤は、ロスタイムに1ゴールをマークしている - © © imago / Jan Huebner

武藤「絶対的な選手にならないと」

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4月5日、ブンデスリーガ第27節最終日が行われ、武藤嘉紀が所属するマインツは本拠地でライプツィヒと対戦し、2ー3で敗れた。

67分から出場し、後半ロスタイムに1ゴールを決めた武藤が、試合後のインタビューに応じている。

――残念な結果でした。でも、ゴールはおめでとうございます。

武藤 やっと、ですね。非常に体の状態も良かったですし、決めるべくして決められたと思います。強いて言えば、最後の失点をなくして引き分けに持ち込めればベストでした。悔しい結果になりましたけど、自分としては前向きに捉えないといけないなと思います。

ーーあのシーンの前にも右サイドからのクロスに頭で合わせました。今日はかなりボールが来ていました。

武藤 そうですね。練習から呼び込めてますし、そこの信頼関係というのができていると思います。タメをつくるところで、ミスを少なくして、あとはボールを取りまくる。エゴイストになって。これで、怪我から復帰後の大きな自信になりますし、やってやらなきゃいけないという気持ちでいっぱいなので。とにかくこのチャンスを生かすということは非常に大きいと思います。

ーーゴールのシーンを振り返ってください。

武藤 本当に感覚的に(ボールが)それて来ると思っていましたし、本当にしっかり準備ができていました。いつボールが来ても良いような準備というのは心がけていましたね。その前の、右からのクロスは決め切りたかったですけど、角度的に難しいのもあったので。あそこで決めればもっともっと、自分の価値っていうのも上がってくると思うので、とにかく貪欲になって、練習から人一倍やって、みんなにクレイジーだと思われるくらい努力しないといけないのかなと。

ーー今日、武藤選手が入ってから、チームのプレーが変わったように見えました。

武藤 勢いは出たんじゃないかなと思いますね。まぁ1点目に関しては絡んでないので。でも、入ってから流れが変わる、そういうゴールが生まれるというのは、やっぱり非常にいいことだと思うので。とにかくこれで下向いちゃうと次に繋がらないので、とにかく自分はエゴイストになって、絶対的な選手にならないといけないなと思います。