Summary

  • 2016/17シーズンのブンデスリーガで活躍した5選手を紹介
  • 開幕直後から安定したパフォーマンス、評価を急上昇させた若者たち

2016/17シーズンのドイツサッカーシーンも、先週末にブンデスリーガ最終節が終了し、長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトと、香川真司のドルトムントによるドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)決勝、そしてウォルフスブルク対ブラウンシュバイクによる入れ替え戦セカンドレグを残すだけとなった。

今回はシーズンの締めくくりとして、2016/17シーズン開幕からチームを牽引し、前評判以上のパフォーマンスを見せてくれた5人の若者を紹介する。

ティモ・ウェアナー(ライプツィヒ

ブンデスリーガ2部へ降格したシュトゥットガルトから、昨夏ライプツィヒへ移籍を果たしたウェアナー。 「シュトゥットガルト育成組織が生んだ最高傑作」という肩書も虚しく、昨季は6得点4アシストの成績に終わり、幼少期から籍を置いていたクラブを残留に導くことはできなかった。ところがライプツィヒに移籍した今季は、31試合出場21得点という大車輪の活躍を見せ、得点ランキング4位。ドイツ人選手の中では最多のゴールをマークし、同国代表デビューも果たした。

ウスマン・デンベレ(ドルトムント

レンヌ(フランス)を離れ、ブンデスリーガへプレーの場を移したデンベレは、加入当初まだ19歳という年齢ながら、開幕から類稀な脚力で敵陣を切り裂き、強豪ドルトムントのオフェンスにアクセントを加えた。 ドイツ移籍1年目にして6ゴール13アシストの数字は、文句のつけようがないだろう。評価を急上昇させたデンベレは、ウェアナーと同じく祖国の代表チームにも召集され、国際Aマッチデビューを飾っている。

セルジュ・ニャブリ(ブレーメン

アーセナル(イングランド)からドイツ復帰を果たしたニャブリだが、英国へ渡ったのはユース年代。したがってブンデスリーガは彼にとっても初めての舞台だった。しかし第2節で初得点を記録すると、第5節には初アシスト、そしてその翌節には今季2ゴール目。結果、シーズン前半戦だけで7得点を決め、苦境に陥っていたブレーメンを支え続けた。さらにはドイツ代表デビューとなったサンマリノ戦でいきなり3ゴールという圧巻の働きをするなど、確かな足跡を残した今シーズンだった。

ビンチェンツォ・グリフォ(フライブルク

かつて在籍していたホッフェンハイムでは芽が出ず、期限付き移籍を繰り返していたグリフォが見つけた安住の地は、フライブルクだった。ブンデスリーガ2部からの昇格組、そしてライプツィヒのような潤沢な資金力もないフライブルクは、完全なるアウトサイダーと見られていた。しかし知将クリスティアン・シュトライヒが率いる同クラブはシーズン序盤から一定の成績を収め続け、指揮官の絶大な信頼を受けるグリフォも、左サイドからゲームを組み立て、6ゴール12アシスト。フライブルクの躍進に多大な貢献を残している。

ナビ・ケイタ(ライプツィヒ

昨シーズン、オーストリア・ブンデスリーガ最優秀選手を受賞。ザルツブルク(オーストリア)から新天地ライプツィヒに籍を移したケイタは、オーストリアよりもレベルが数段上のブンデスリーガでも、まるで遜色のないプレーを披露した。8ゴール8アシストの成績だけでも及第点以上であるが、ボール奪取能力、素早い状況判断、正確な展開力を持ち味とし、シーズンを2位でフィニッシュしたライプツィヒの中盤に欠かせない存在だった。