Summary

  • ヘルタ・ベルリンのドゥダが加入2年目にして初ゴールをマーク
  • 王者バイエルンから勝ち点1をもぎ取る貴重な得点
  • 加入1年目の昨季はケガでシーズンのほとんどを棒に振っていた

ヘルタ・ベルリンのオンドレイ・ドゥダが、10月1日に行われた第7節のバイエルン・ミュンヘン戦でブンデスリーガ初ゴールを記録した。チームは昨季王者相手に2点差を追いついて貴重な勝ち点1を獲得。苦しい時期を乗り越えてきたドゥダにとっては忘れられない一戦となった。

ケガに泣かされ続けた1年目

ドゥダはスロバキア代表の中心選手として昨夏の欧州選手権に出場、大会終了後に鳴り物入りでヘルタにやって来た時は新たな攻撃の中心として期待されていた。しかし、プレシーズン中にひざを痛めていきなり7カ月の離脱。2月末にようやく復帰したものの、直後に再度の離脱を強いられて1年目の出場はわずか3試合(67分)に終わった。

それでも2年目は上々のスタートを切り、バイエルン戦で今季4度目の先発出場。父親も観戦する中、ついにブンデスリーガ初ゴールを記録した。「ホッフェンハイム戦、レーバークーゼン戦でもチャンスはあったけど、ようやく決めることができた。1年も待ち続けたゴールだから本当にうれしいよ。でも、それ以上にうれしいのは勝ち点を取れたことだね」

「練習も試合も、毎日が勉強」

2点のビハインドで迎えた51分、ドゥダは敵陣をドリブルで切り裂いた原口元気からのラストパスを冷静に右足で押し込んだ。シュートの瞬間は大きなプレッシャーがあったという。「簡単そうに見えたかもしれないけど、そうでもなかったんだ。2点差だったし、絶対に決めなければいけなかった」

バイエルン戦の前日、ヘルタのパル・ダールダイ監督は1ー1でバイエルンと引き分けた昨季後半戦のビデオを選手たちに見せたという。それがチームにモチベーションを与え、価値ある勝ち点1につながった。

ドゥダはブンデスリーガについて、「非常に規律があり、戦術レベルも高い。自分にとっては練習も試合も、毎日が勉強になる」と語る。そして、失った時間を取り戻すかのように、「どの試合でも120%を出せるよう、もっとハードに練習をこなしていかないと」と意気込む。リーグ戦とカップ戦に加え、欧州リーグ(EL)も戦う今季のヘルタにとって、ドゥダはこれ以上ない“新戦力”となりそうだ。