Summary

・ブンデスリーガ第29節、ブレーメン対ハンブルク

・106回目の“北部ダービー”はブレーメンが逆転勝利

・ボランチを務めた酒井はフル出場

4月16日、ブンデスリーガ第29節最終日が行われ、酒井高徳が所属するハンブルガーSVは敵地でブレーメンと対戦し、1ー2で逆転負けした。酒井はボランチでフル出場している。

ブレーメン 2ー1 ハンブルク

キックオフのホイッスルから33秒後、ホームのブレーメンがいきなり魅せる。右サイドのグリリッチュがDFとGKの間に絶妙のクロスボールを通すと、ゴール前に飛び出したのはクルーゼ。早くも先制点が生まれるかと思われたが、至近距離からのシュートをハンブルク守護神マテニアが完璧な反応でセーブし、ネットが揺れることはなかった。

すると6分、ディークマイヤーが右サイドにスルーパスを送り、元ブレーメンのハントが抜け出す。そこからのセンタリングをグレゴリッチが頭で合わせ、敵地に乗り込んだハンブルクがリードを奪うことに成功した。

さらに16分、酒井がブレーメン最終ラインの間にスルーパスを通すと、コスティッチがペナルティーエリア左でGKと1対1の場面を迎えそうになるが、ボールがわずかに長く、GKが一歩先にクリアしている。

22分、今度はブレーメンにチャンスが訪れる。約23mの位置で獲得したFKを、プレースキックの名手ユヌゾビッチが直接狙うも、ボールは左ポストを直撃した。

そして41分、中盤でボールを奪ったブレーメンは、左サイドのガルシアからファーサイドへ長いクロスを送る。このボールをゴール右のバーテルスがダイレクトで折り返し、ヘディングで押し込んだのはクルーゼ。試合は1ー1の振り出しに戻った。

後半最初のチャンスを迎えたのは、ホームのブレーメンだった。53分、右サイドのゲーブレセーラシがマイナス方向へグラウンダーセンタリングを入れ、グリリッチュが右足で合わせるも、GKマテニアが横っ飛びでこれを防いでいる。

その3分後にはハンブルクにも決定機。最終ラインを突破したオスチョレクがペナルティーエリア左でGKと1対1になる。しかし上を狙ったチップキックは、ビートバルトの体に当たってしまう。

すると75分、バイタルエリアでボールを持ったクルーゼがスルーパスを送り、ペナルティーエリア左に抜け出したカインツがニアサイドへシュートを突き刺し、ブレーメンが逆転に成功した。

このまま試合は終了し、ブレーメンが106回目の“北部ダービー”を制した。なお、同クラブはこれで直近9試合を7勝2分とし、ついに1桁順位に浮上。一方のハンブルクは14位に後退している。

【得点】

ブレーメン:クルーゼ(41分)、カインツ(75分)
ハンブルク:グレゴリッチ(6分)

【ラインナップ】

ブレーメン(3ー1ー4ー2)
ビートバルト;ベリコビッチ、サネ、モイサンダー;エゲシュタイン;ゲーブレセーラシ、グリリッチュ(63分 カインツ)、ユヌゾビッチ、ガルシア(73分 バウアー);バーテルス、クルーゼ(90分 バーグフレーデ)

ハンブルガーSV(4ー2ー3ー1)
マテニア;ディークマイヤー、ユング、マブライ、オスチョレク;酒井、ワラシ;ハント、ホルトビー(83分 ワルトシュミット)、コスティッチ(83分 ヤッタ);グレゴリッチ(63分 ラソッガ)