Summary

  • 浅野拓磨所属のシュトゥットガルトが2部を制覇
  • 1年でのブンデスリーガ復帰を果たす
  • チーム関係者はすでに来季に目を向けている

2016/17シーズンのブンデスリーガ2部は浅野拓磨が所属するシュトゥットガルトの優勝で幕を閉じた。屈辱の2部降格から1年、最短でブンデスリーガへの返り咲きを果たした古豪クラブは、早くも来季の戦いに目を向けている。

ハネス・ウォルフ監督は試合後、周囲への感謝を述べた。「チーム、クラブスタッフ、そしてファンに感謝したい。負けた時でもファンはブーイングせず、どんな時も支えてくえた」。ここまでの道のりは山あり谷あり。決して平坦ではなかったが、土壇場のゴールが幾度となくチームを救ってきた。それらのゴールは、もちろん選手一人ひとりの能力によるところが大きいが、チームの結束なしには生まれなかった。

ウォルフガング・ディートリッヒ会長は、「私自身幸せだし、選手のことを思うとうれしいよ。クラブはいるべき場所に戻ってきた。まず2日間はお祝いをするが、そこからまた再出発だ。一時的な成功ではなく、すべての面でさらに成長したい」と、喜びに浸るのもそこそこに、早くも次のシーズンに目を向けている。

優勝報告会やパレードが終われば、来季に向けたチーム作りが本格的に始まる。GKのミチェル・ランゲラクはブンデスリーガでも十分にやれるだけの実力を証明。若いタレントに目を向ければ、ヨシプ・ブレカロ、カルロス・マネ、 ジュリアン・グリーン、そして浅野拓磨がチームにしっかりと居場所を見つけた。いずれも若くスピードがあり、非凡な才能を持っている。もちろん、彼ら全員がクラブに残ると決まったわけではないが、ブンデスリーガで通用するかどうかはこれから見極められることになるだろう。

センターバックとセントラルMFの補強は必要だが、アタッカー陣はすでに充実している。今季25ゴールを挙げて2部得点王に輝いたシモン・テローデと、ケガからカムバックしたダニエル・ギンチェクのコンビは恐らく来季のチームでも主軸を担うはずだ。キャプテンのクリスティアン・ゲントナーはテローデについて、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」とジョークを飛ばしたが、来季もテローデのゴールはチームを引っ張ってくれることだろう。