カールスルーエ勝利で3位
ブンデスリーガ2部最終節は5月24日、各地で全9試合が行われ、が所属するカールスルーエは1860ミュンヘンに2-0で勝利し、3位をキープして1部16位ハンブルガーSVとの入れ替え戦に臨むことが決定。前節けがで欠場した山田はトップ下で先発し、86分までプレーしている。が所属するボーフムはザントハウゼンに0-0で引き分けた。田坂は66分から出場した。
カールスルーエ 2-0 1860ミュンヘン(公式記録)
現在の順位を象徴するように、立ち上がりからホームのカールスルーエが優勢に進める。すると9分、右サイドからトーレスがセンタリングを入れ、これをクリアしようとした1860ミュンヘンDFビューロウがオウンゴールをし、カールスルーエに先制点が生まれる。その後もパスミスの多い1860ミュンヘンに対し、基本技術で勝るカールスルーエは試合を支配。前半はほぼ相手陣内で試合が行われた。
後半も序盤はカールスルーエのペース。前半と同じく右サイドのトーレスとバレンティーニを中心に攻撃を組み立てていく。しかし55分あたりから1860ミュンヘンも前に出てくるようになり、やや遠めの位置からでも積極的にシュートを狙ってくる。しかし69分、山田がやや右寄りの位置から中央へパスを出し、これをフリーで受けたクレプスが縦パス。ペナルティエリア内に抜け出したトーレスがボールを押し込み、カールスルーエが2-0とする。このまま試合は終了し、カールスルーエは3位の座をキープ。昇格を懸けて1部16位のハンブルクとの入れ替え戦に挑むことになった。
ボーフム 0-0 ザントハウゼン(公式記録)
最初の絶好機は7分、ボーフムのグレゴリッチがシュートを放つが、これは相手GKの好セーブに阻まれる。さらにテラッツィーノの強烈なミドルシュートは枠を捉えることができない。両チームともパスをつないで敵陣に攻め込もうとするが、得点にはつながらない。35分過ぎからは立て続けに相手にセットプレーを与えたボーフムだったが、スコアレスドローで前半を折り返した。66分には田坂が投入されたが、ま均衡を破ることはできず。0-0のまま引き分けに終わり、ボーフムは今季を11位で終了した。