5月23日に9試合が同時開催されるブンデスリーガ第34節。その見どころを紹介していく。


<史上初、6クラブに降格の可能性>

第30節で優勝が決まったブンデスリーガだが、注目は同リーグ史上初の大混戦となった残留争い。最終節を迎える段階で13位ヘルタ・ベルリンから最下位パーダーボルンまでの6クラブに、自動降格の17位&18位および、同2部3位との入れ替え戦に回る16位になる可能性がある。ここに関与している日本人選手は、、、、の5人。昨年は清武との所属していたニュルンベルクが降格の憂き目を見ることになってしまったが、果たして今シーズンはどうなるのか――注目の直接対決2試合については、以下に記していく。


<15位ハノーファー対14位フライブルク>

勝ち点34で並ぶ両クラブの対戦成績は6勝4敗5分とハノーファーが若干勝ち越している。さらに同クラブの本拠地となると4勝1敗2分、得点17失点8でフライブルクを圧倒。過去の成績に加え、前節敵地でのアウクスブルク戦に勝利し、5カ月ぶりの勝ち点3を獲得した勢いそのままに残留を決めたいところだ。ただしその一方で、現在ホーム8試合連続未勝利であり、フロンツェック監督も以前指揮を執っていたザンクト・パウリ時代を含めると15試合連続で本拠地勝利から遠ざかっている。「これまで4度あった2部降格(1974年、1976年、1986年、1989年)は全て第33節以前に決まっていた」というジンクスは今回も守られるか注目が集まる。

対するフライブルクは、前節バイエルン・ミュンヘンに19年ぶりの白星を挙げ、その勢いはハノーファーを凌駕。また「過去の2部降格は全て(1997年、2002年、2005年)第33節以前に決定」というジンクスも同様に持っている。ラストスパートランキングでも紹介した通り、毎年のように降格危機を迎えながらもフライブルクはしぶとくブンデスリーガ残留を達成しており、6クラブで最も勝負強いことは疑いようのない事実。名将シュトライヒ監督は、今年もドイツ南部の小クラブを救えるだろうか。


<18位パーダーボルン対16位シュトゥットガルト>

今シーズン初のブンデスリーガ昇格ながら序盤は大健闘を見せ、第4節終了時には首位に立っていたパーダーボルンも、前節シャルケに終了間際の得点を許し、ここにきて初めて最下位となってしまった。同リーグ50年以上の歴史で、第33節終了時の最下位クラブが降格を免れた例はただの1度もないということもあるが、元々の戦力を考えてみても、6クラブが僅差であるとはいえ2部に最も近い存在であるのが彼らであることは間違いない。

シュトゥットガルトは2015年に入りアウェーゲーム5敗2分と未勝利ながら、前節残留争いのライバルハンブルガーSVに逆転勝利を飾り、2013年9月以来となる連勝を記録。14試合ぶりに自動降格圏から脱出した。選手個々で見ればパーダーボルンとは一線を画すほど能力に違いがあるだけに、チーム一丸となって戦えば勝ち点3を得ることは決して難しいことではない。ブンデスリーガ3度の優勝を誇る名門が最後に意地を見せられるか。

全試合スコア速報(日本時間23日22時30分開始)
6クラブの残留、入れ替え戦、降格の条件はこちら