ハノーファー、17試合ぶりに勝利

とが所属するハノーファーがついに後半戦初勝利を挙げた。第17節(12月21日)から勝利に見放され、順位は8位から降格圏内に転落。チームは4月20日にタイフン・コルクト監督を解任し、後任にミヒャエル・フロンツェック監督が就任したが、新監督の下でも3試合未勝利が続いていた。今節は24分に清武のお膳立てから主将シュテンドルが先制点を奪った。その6分後には酒井のファウルでPKを献上し、同点に追いつかれたが、後半序盤に再びシュテンドルの得点で勝ち越してリードを守り抜いた。この試合に負けていれば、自動降格の17位で最終節を迎えることになっていたため、価値ある勝ち点3の獲得となった。最終節のフライブルク戦での勝利、もしくは引き分けか1点差での敗戦でも他チームの結果次第では残留が決まる。ただ、酒井は今節イエローカード2枚で退場となったため、チームの運命の行方をベンチ外で見守ることになった。

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ボルシアMG、CL出場権獲得

メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)の3位以上が確定し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。ボルシアMGは2012/13シーズンにCLプレーオフに進んでいたが、ディナモ・キエフ(ウクライナ)に敗れて本大会出場を逃してる。1970年代にはバイエルン・ミュンヘンと覇権を争って5回のブンデスリーガ優勝に輝き、75年、79年にUEFAカップ(現在の欧州リーグ)で欧州をも制した古豪が、再び国際舞台での躍進を目指す。また、順位の上では現在3位だが、2位のウォルフスブルクとの勝ち点差は2となっており、最終節の結果次第で37年ぶりに2位でフィニッシュする可能性もある。一方、ボルシアMGを追っていたレーバークーゼンは4位が確定し、2年連続でCLはプレーオフからの出場が決定。プレーオフには過去5回参戦しているが、いずれも本大会へ勝ち進んでいる。


シャルケEL出場確定、アウクスブルクはほぼ手中に収める

内田篤人が所属するシャルケは試合終了間際の相手オウンゴールで最下位パーダーボルンに辛勝した。これで今季6位以上が確定し、欧州リーグ(EL)への出場が確定した。しかし、この試合では最近のパフォーマンスに納得のいかないサポーターが応援をボイコットしたり、チームはシーズン途中に選手を事実上の解雇とするなど不穏な動きが漂っている。ブンデスリーガ4シーズン目のアウクスブルクは、ついに初の国際舞台に王手をかけた。現在は6位で勝ち点46。7位ドルトムントと8位ブレーメンが同43で追っているが、最終節で両チームが勝利し、アウクスブルクが負けたとしても得失点差によりブレーメンがアウクスブルクを上回ることは難しい。ドルトムントとのEL争いは同クラブのドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)決勝の結果次第というところもあるが、アウクスブルクは最終節で引き分け以上となれば文句なしでEL出場となり、シャルケの結果次第では同本大会から出場できる可能性も残っている。


残留争い

6クラブによる残留争いは最終節までもつれ込むことになった。細貝萌原口元気が所属する13位ヘルタ・ベルリンは今節フランクフルトに勝てば降格の危機から抜け出すはずだったが、スコアレスドローに終わったため最終節まで残留を争うことになった。とはいえ、次節のホッフェンハイム戦で引き分け以上、もしくは1点差での敗戦だったとしても来季1部の席は確保される。酒井高徳が所属するシュトゥットガルトハンブルガーSVとの直接対決を制したため、最終節で最下位パーダーボルンに勝利を収めれば、残留となる。最も厳しい状態に置かれているのがそのパーダーボルンで、自力での残留はなくなり、2部との入れ替え戦に回る16位に入ることに望みをつなぐ。また、ブンデスリーガ52年の歴史の中で唯一2部の経験がない名門ハンブルクは、勝利だけでは残留・入れ替え戦の条件を満たせず、他チームの結果次第。引き分けでも降格が決まる。

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