「諦めてはならない」
ブンデスリーガ第33節は5月16日、各地で9試合が同時刻に開催される。すでに優勝はバイエルン・ミュンヘンに決まってしまったため、最大の注目は同リーグ史上例を見ないほど混迷を極める残留争い。ブンデスリーガ生き残りに向けて14日、指揮官らが記者会見で決意を語っている。
ブルーノ・ラバディア監督(ハンブルガーSV) 真剣に、しかし喜びを持ってこの試合に臨まなければならない。過去数試合に良い結果を残したおかげで、今の我々は残留争いから抜け出そうとしている。シュトゥットガルトがどういうチームかは分かっている。試合のプランはすでに練ってあり、最善の方法でこの任務を遂行するだろう。我々は決して諦めないし、諦めてはならないのだ。
クリスティアン・シュトライヒ監督(フライブルク) バイエルンがどういうメンバーで来るかについては考えていない。我々がなし得る可能性に考えを集中させているからね。もし我々がベストなパフォーマンスを見せれば、バイエルンといえど我々を打ち負かすのは簡単ではないだろう。選手たちは全ての力を出し切って戦わなければならないが、私は彼らを信じている。
ミヒャエル・フロンツェック監督(ハノーファー) 選手は目の前の試合に集中しなければならない。しかしウォルフスブルク戦の後半や、ブレーメン戦のように、ここ最近の試合で時折見せた高い能力を示せば、この週末の試合に関して悲観的になることはない。最も重要なのは、冷静さを保つことだと思う。
フープ・ステフェンス監督(シュトゥットガルト) 冷静に戦い、相手より1ゴール多く奪わなければならない。ハンブルクのデータばかり見るのではなく、我々は自分たちのストロングポイントを出すことに集中しているよ。バイエルンがフライブルクで全力を出し切るかは分からない。だがそんなことはどうでもいい。他のクラブがどう戦うかは重要ではないんだ。我々は我々のことだけを見るべきだ。