<ドルトムント、EL出場圏内への浮上なるか>

5月9日、が所属するドルトムントはホームに、とが所属するヘルタ・ベルリンを迎える。9位対13位の試合だが、どちらのクラブにとっても極めて大きな意味合いを持つ一戦となりそうだ。

散々な前半戦を過ごしたドルトムントも現在その勝ち点は40にまで積み重ねられており、欧州リーグ(EL)出場圏内の5位シャルケが同45、6位アウクスブルクも同43と、その差はわずかとなってきた。DFB杯で優勝すればEL出場権利を獲得できるとはいえ、一足先にブンデスリーガの舞台でそれを達成できれば、30日の同杯決勝にも気負いなく挑めるというもの。本拠でのヘルタ戦は過去5試合で1勝2敗2分と、そこまで相性が良いわけではないが、4試合連続で勝ち星を逃し不調気味の相手を、この試合でしっかりと叩いておきたいところだ。

対するヘルタは残留争いから一歩抜け出してはいるものの、14位ハンブルガーSVとの勝ち点差は3。さらにその下も僅差で続いているだけに、ドルトムント戦で負け、またハンブルク以下のクラブが勝利すれば、降格の足音が一気に近づいてきてしまう。上述のように、ここ4試合は2敗2分と勝利がなく調子を落としているが、敵地でのドルトムント戦3連勝を目指して戦いたい。


<日本人所属クラブ2つが該当。大混戦の残留争い>

3節を残した時点で14位から18位までの勝ち点差が4というのは、実に27年ぶりの出来事。それだけ今季の残留争いは混沌としている。日本人選手所属2クラブがそこに該当しているのは残念なことだが、彼らに挽回のチャンスが残されているのも事実だ。

本拠でブレーメンと対戦する、現在17位のとが所属するハノーファーは、先週のシャルケと同じく合宿を4日から行い、周囲と隔離された環境で戦術と闘志の浸透を図った。もともとブレーメンとの戦績は良くないが(アウェーでは1勝しかしていない)、ホームゲームでは直近5試合で3勝2敗とハノーファーに分がある。16試合ぶりの勝ち点3をもぎ取り、自動降格圏からの脱出を目指す。

シュトゥットガルトは、ブンデスリーガ在籍通算50シーズンのうち、初めて第32節を最下位で迎える。勝ち点差や得失点差を考慮すると、今節で最下位を脱出できる可能性は高くなく、またブンデスリーガの歴史上、第32節終了時点で最下位に位置したクラブのうち、降格を免れたのは1968/69シーズンのドルトムントただ1回という不吉なジンクスもあるが、本拠ではここ4試合負けなしと調子は上向き。残留を願うサポーターの大声援をバックに、3ポイントを奪取することはできるだろうか。


<ドイツ鉄道ストライキ! ファンへの影響は?>

ドイツ全土を網羅しているドイツ鉄道(DB)の運転士が5日からストライキを実施。2014/15シーズン、すでに4度目となった今回はこれまでで最も規模が大きく、10日午前を終了予定としている。

当初、労使交渉の結果次第では早期終了もささやかれていたこのストライキだが、7日午後に組合側が「まだ(ストライキは)続く」と新たに公式発表を行ったことで、週末のブンデスリーガにも影響が出ることはほぼ確実となった。

地域間を結ぶ最速のインターシティ・エキスプレス(ICE)、インターシティ(IC)はおろか、都市間をつなぐ鈍行のレギオナル・エキスプレス(RE)、レギオナル・バーン(RB)、または各駅停車のSバーンも軒並み本数が減少しているため、スタジアムで観戦予定のファンは早めの移動を心掛けたい。