欧州チャンピオンズリーグ(CL)も大詰め。ブンデスリーガからは最後の生き残りとなったバイエルン・ミュンヘンがきょう5月6日(水)現地時間の20:45、準決勝の第1戦を敵地でFCバルセロナと戦う。(キックオフは日本時間の7日03:45)ここでは5日に行われた前日会見の様子をお伝えしよう。

カンプノウ(バルセロナ)の会見場は異様な雰囲気に包まれた。通常ならば十分な広さのこの部屋がこの日は超満員で、何十人ものカメラマンがジョゼップ・グアルディオラ監督の到着を待ち受けた。ユース時代からこのFCバルセロナで過ごし、トップチームの監督としては4年間で実に14個のタイトルを獲得した英雄が2011年にカンプノウを後にしてから初めて相手チームの監督として戻って来た。

同監督は気持ちを包み隠さずに「私にとっては特別な瞬間だ。30年間を過ごしたこのクラブは私の人生そのものである。振り返れば素晴らしい思い出がいくらでも湧いてくる」と明かしたが「でも私はここのオマージュではない。勝つためにここへ来た」と、すぐにいつものどん欲に勝利を目指す調子に戻った。メッシ、スアレス、ネイマールの前線トリオについては「彼らは驚異的な才能を持ち合わせているし、そもそもメッシを止めることは不可能だ」と警戒して「相手の弱点を見つけるのは難しい。だからこそ我々は我々のやり方で、自らの強みが相手の強みを上回るように戦いたい」と続けた。更に「FCバルセロナを相手に守備だけをし続けるのは難しい。こちらにはちょっとしたアイディアがある」と秘策があることをほのめかした。エースのが出場できるか否かは「彼と話をする。彼がプレーできるのなら出場させる」とし、多くの主力選手が名を連ねる怪我人リストについては「仕方がないこと。もちろん、彼らがプレーできればという気持ちはあるが、魔法で治すわけにもいかない」と多くのコメントは避けた。「会場の歓迎は素晴らしいものになるだろう。そうじゃなくても、それもまた良い。この帰還について特別に想いを馳せたりはしなかった。バイエルンを指揮している以上、いつかはそういう日が来るとは思っていたからね」グアルディオラ監督から一体どんな策が飛び出すのだろうか、キックオフを待つことにしよう。