バイエルンの優勝が決定

前節終了時点で首位バイエルン・ミュンヘンの勝ち点が73、2位ウォルフスブルクの勝ち点が61でその差は12となっていた。第30節では同差が1でも広がればバイエルンの優勝が確定する両チームにとって大事な一番となった。先に登場したのはバイエルン。本拠地にとが所属するヘルタ・ベルリンを迎えると、堅守に阻まれてなかなかゴールを割ることができなかったが、80分にシュバインシュタイガーが決勝点を挙げて1-0で勝利を収めた。翌26日、ウォルフスブルクは敵地に乗り込み、4位(第29節終了時点)のメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)と相見えた。ウォルフスブルクが逆転優勝の望みをつなげるためには、勝利以外の結果は許されなかったが、いつもの決定力を発揮できずに苦戦を強いられる。スコアレスで迎えた90分、ついに失点を喫して0-1で敗戦。この瞬間、バイエルンのクラブ史上25回目の優勝が決定した(ブンデスリーガ発足後は24回目)。4回目の3連覇を成し遂げたバイエルンは、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)の準決勝(28日、対ドルトムント)と欧州チャンピオンズリーグ(CL)の準決勝(5月6日、12日、対FCバルセロナ)にも進んでおり、3冠の可能性もある。

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ドルトムント香川、今季初の2戦連発

ドルトムントはホームで長谷部誠乾貴士が所属するアイントラハト・フランクフルトに2-0で快勝した。24分に相手のハンドでPKを獲得すると、オバメヤンがこれを決めて先制。その8分後にはオバメヤンのグラウンダーのクロスに香川真司がスライディングで押し込んで追加点を挙げ、ジクナル・イドゥナ・パークには「カーガーワーシンジー」のチャントが響き渡った。香川は恩師ユルゲン・クロップ監督の退任が決まってから2試合連続のゴールで今季4得点目。試合後、ブンデスリーガドイツ語サイトのインタビューでは、「毎試合が重要で、いつも最後の試合の気持ちで戦っている。フランクフルトに勝てたことはもちろんうれしい。自分たちの目標に一歩近づいた。(来季の)欧州リーグ(EL)に出場したい。でも今は、一試合一試合を考えなければいけないし、できる限り勝ちたい」と話している。

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来季のCLとELの行方

今節で優勝チームは決まったが、まだまだブンデスリーガにはドキドキ、ハラハラする真剣勝負が残っている。CL出場権の一枠はバイエルンが手中に収め、残る2.5枠はウォルフスブルク、ボルシアMG、レーバークーゼンの3チームによる争いにしぼられた(※)。ウォルフスブルクは第10節から2位をキープしているが、今節の敗戦によりボルシアMGに勝ち点差を4に縮められた。レーバークーゼンは今節、大迫勇也長澤和輝が所属するケルンと引き分けに終わって4位へ転落。ボルシアMGとの勝ち点は僅差(2)だが、次節はバイエルン、第32節は同チームとの直接対決が予定されており、正念場を迎える。一方、内田篤人が所属するシャルケはCLの出場権を逃し、現在は5位を死守してEL出場権を獲得したいところ。しかし、チームは6試合未勝利と不調に陥っており、後方にいたはずだったドルトムント(8位)やブレーメン(9位)が猛烈な追い上げを見せて勝ち点3差に迫っている。岡崎慎司が所属する10位のマインツもシャルケとの勝ち点差は5で、残留争いから抜け出し、EL出場権争いに加わっている。

(※)首位から3位がCL出場権を獲得。4位はプレーオフに回る