背水の陣から欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出を果たしたバイエルン・ミュンヘン。1得点2アシストと大活躍したはメガフォンを片手にファンとの勝利の大合唱を仕切った直後、インタビューに応じた。


――トーマス・ミュラー、今日の素晴らしい戦いを振り返って下さい。

ミュラー 尋常でない素晴らしさだった。僕らは志をもって試合に臨み、それをピッチで表現することができた。多くの得点チャンスを作ることができ、逆に相手にそれを与えなかった。チームとして惚れ惚れするような仕事ができたよ。後半はもう少し完璧に締めくくりたかったけれど。とにかく僕たちは満足しているし、くたくただよ。

――第1戦の後、このような結果になることを予想できましたか?

ミュラー 敵地で際どい得点シーンを2回しか作ることができなかったというのにホームでは5点をリードできるなんて、現実的な話ではないよ。僕たちは試合前も「我慢強く戦わなくてはいけない」と話し合っていた。幸運だったのは最初の得点までそれほど長く待たずに済んだことだった。前半は1ゴール1ゴールそして1つ1つの良いアクションが僕ら自身に拍車をかけた。第1戦のような立ち上がりのミスでの失点が無かったのも大事なポイントだった。

――「絶対に結果をひっくり返す」という気迫がチームに感じられましたが、それがこの結果に結びついた要因ですか?

ミュラー 昨季のチャンピオンズリーグ準決勝で僕たちはどうしてもレアル・マドリードに勝ちたかったけれど、多分あの時は気合いが空回りしてしまったんだ。気迫というのは時には上手く作用するし、そうでない時もある。今日は最高のホームゲームだった。ピッチ上では22人の選手が時には正しく、時には間違ったプレーの選択をするけれど、きょうは僕たちが正しいプレーを選択した場面が多かった。 背水の陣に居た僕たちが、こんな風に勝利することができると証明できた。最高の気分だよ。

――後半、相手に得点された時には危機感がありましたか?

ミュラー 5−0の時でも何も終わったわけではなかったし、5−1になった時には2つの状況を考えなければいけなかった。消耗もあったけれど最後までしっかり戦うことができた。

――チャンピオンズリーグでは27得点目を挙げ、マリオ・ゲッツェを抜いて得点ランキングでドイツ人トップにとなりました。それについては?

ミュラー いつも言っていることだけど僕はいつでも得点王になりたいと思っている。なぜならば、それが必ずチームを助けとなるから。

――きょうのポルト戦はバイエルンにとって今季最高の試合でしたか?

ミュラー 勝利できたことが大きい。もしも全てを出し切った上でも勝利できなかったとしたら全く違う質問に答えなくてはいけなかった。いつでも最高のパフォーマンスをみせるというのは当たり前のことだけど、それが結果につながるかどうかには多くの要因が関わってくるんだ。とにかくきょうは素晴らしい試合ができた。準決勝の組み合わせ発表が楽しみだよ。

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