シャルケ引き分け
ブンデスリーガ第29節最終日は4月19日、各地で下記の2試合が行われた。
ウォルフスブルク 1-1 シャルケ(公式記録)
が所属するシャルケは敵地で2位のウォルフスブルクと対戦した。右ひざに問題を抱える内田は7試合ぶりにベンチ外となった。
立ち上がりは互角の戦いとなるが、ウォルフスブルクが徐々に主導権を握ってシャルケゴールに襲いかかる。前半終了間際にはペリシッチ、そのこぼれ球をデブロイネに狙われるもGKフェアマンが連続セーブでピンチを救った。スコアレスで迎えた後半、ウォルフスブルクの優位は変わらないが、決定的な場面を外してしまう。すると53分、自陣でボールを拾ったサネが約70mを一気に駆け上がり、最後は相手DF3人に囲まれながらもシュートを放つと、これがゴールに吸い込まれてシャルケが先制する。その後はウォルフスブルクの猛攻をしのいでいたが78分、 カリジュリが右サイドからゴール中央へ侵入して後ろのデブロイネへ送り、これを決められて同点に追いつかれる。1-1のまま試合は終了し、シャルケは3試合連続で引き分けとなった。
ブレーメン 1-0 ハンブルク(公式記録)
今季3度目の監督交代を行ったばかりのハンブルガーSVは敵地でブレーメンに0-1で敗れ、最下位脱出はならなかった。試合は序盤からテンポよく進み、一進一退の攻防となる。28分にはハンブルクのシュティーバーが、43分にはブレーメンのゼルケがそれぞれ絶好機を迎えたが、両チームとも得点を奪うことはできず、勝負は後半に持ち越された。80分を過ぎても互いに好機をゴールに結びつけられないでいたが、ベラーミがユヌゾビッチを倒して一発退場。これにより獲得したPKをディサントが決めてついにブレーメンが先制する。これが決勝点となり、ブレーメンが北部ダービーを制した。