3月14日に行われたブンデスリーガ第25節で、マインツはアウェーでアウクスブルクに2-0で勝利した。先発したは32分に先制点を挙げてチームの勝利に貢献。2試合連続でブンデスリーガドイツ語サイトのマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選ばれている。前半戦はゴールを量産して一時は得点ランキングトップに立っていたが、第15節以降はゴールネットを揺らせないでいた。ここ2試合で再び点取り屋の姿を取り戻した岡崎の変化とはーー。

新たな役割

マインツは2月17日、成績不振によりカスパー・ヒュルマンド監督を解任し、同クラブU23監督を務めていたマーティン・シュミット氏が新監督に就任した。指揮官交代によりチームの戦術は変わり、岡崎には新たな役割が与えられている。例えば今節、シュミット監督はホーム戦で無類の強さを発揮するアウクスブルクに対し、岡崎を1トップにそえた4−2−3−1ではなく、4−4−2の布陣を採用。岡崎はユヌス・マリ と2トップを組み、通常よりも下がった位置でのプレーを必要とされた。「組織的なアウクスブルクには、4−4−2のフラットな形にして中盤でプレッシャーをかけて対応するのがよい」(シュミット監督)という戦術は見事にはまり、岡崎もその役割を全うしている。

「1得点以上の活躍」

この試合で岡崎は先制点を挙げただけでなく、両チームの中で最多42回のスプリントを記録。シュミット監督は試合後、「最初のチャンスを得点に結びつけ、その後も力を尽くしてくれた。1得点以上の活躍だった。最後の最後までよく動き、走り、中央のスペースやサイドからシュートを打ってくれた」と岡崎を称賛した。また、チームメイトのCBニコ・ブンガート も「前線のシンジとユヌスがよく動いてくれたことを褒めたい」と試合後にコメントしている。

今季2回目のアウェー勝利

今節の勝利でマインツの勝ち点は29となり最下位シュトゥットガルトとの同差は9。まだまだ残留争いから抜け出したとは言い難いが、第3節以来となるアウェーでの白星を獲得してチームは弾みをつけた。シュミット監督は「勝ち点を積み重ねなければならない。ホーム戦での対戦相手を考えると、もちろんアウェーでもだ」と言う。というのも、次節のマインツのホームでの対戦相手は2位のウォルフスブルクで、第28節はレーバークーゼン、第30節はシャルケとホームで強豪との戦いが続くからだ。

「昨季よりも得点を挙げたい」

前節10試合ぶりにゴールを奪い、今節は今季10得点目をマークした岡崎は、「昨季よりも得点を挙げたい」と試合後に目標を話している。それにはあと5ゴール以上が必要だ。「毎試合、ゴールを渇望している」という岡崎にとって、マインツ新体制は今のところプラスに働いており、前半戦のように毎試合ゴールを量産する姿が戻ってくるかもしれない。