<残留争い:日本人所属クラブ激突>

現在、勝ち点19で最下位に沈み、ブンデスリーガ残留に黄信号が灯りつつあるのシュトゥットガルトは、勝ち点24で同じく残留争いに巻き込まれているとのヘルタ・ベルリンと、3月6日にホームで対戦する。

シュトゥットガルトは、前節4試合ぶりの勝ち点を得たが、ここ7戦で4敗3分の危機的状況にある。4試合連続先発中の酒井は「相手が誰でも関係ない。勝ち点3を取るためにどれだけやれるか」と前を向くが、下位との直接対決である今回のヘルタ戦でポイントを稼げなければ、ブンデスリーガ残留にいよいよ黄信号が点灯する。昨シーズン見事にチームを救い、今季途中から再びバトンを受け取ったステフェンス監督の言葉通り「ファンを含めた関係者全員が現状を自覚する」ことが必要となる。

対するヘルタも順位こそ14位とシュトゥットガルトとは若干の開きがあるが、勝ち点に目を移せば、自動降格圏の17位フライブルクとのポイント差はたったの2。全く油断できないのが現状だ。またダールダイ新監督が就任した第20節以降、細貝と原口の出番が減少しているのも気になるところ。日本人3選手が同時にピッチに立つことを期待したいが、その可能性はあまり高くないだろう。


<ドルトムント、5連勝を目指す>

が所属するドルトムントは敵地でハンブルガーSVと対戦する。

今シーズン開幕から不調が続いていたドルトムントは、第19節終了時点で最下位に転落していた。しかし第20節で6試合ぶりの勝利を挙げると、そこから快進撃がスタート。マインツ戦では開始1分で先制を許しながらも逆転勝利、シュトゥットガルト戦では先制から1−1に追いつかれたものの結果的に逃げ切るなど、彼ら本来の勝負強さがようやく戻り、現在4連勝中だ。また、上述の第20節では香川が7試合ぶりに先発復帰、その後4試合連続でスターティングイレブンに名を連ねており、同選手の復調とチームの上昇曲線も決して無関係ではない。不調ハンブルクに勝利し5連勝となれば、欧州リーグ出場圏に肉薄する7位まで浮上することも可能だ。


<DFB杯の影響>

DFB杯3回戦が3月3日と4日に開催され、ブンデスリーガクラブが順当に勝利したが、ブレーメンだけは3部リーグ所属のビーレフェルトに1−3で敗れてしまった。バイエルン・ミュンヘン、ウォルフスブルク、メンヘングラートバッハ、レーバークーゼン、ホッフェンハイム、ドルトムント、フライブルクの7クラブは、良い流れを保ったまま今週末のリーグ戦に臨めるだろう。