第23節の注目ゲーム:長谷部と乾のフランクフルトは本拠でハンブルク戦
2月28日のブンデスリーガ第23節2日目で、とが所属するアイントラハト・フランクフルトは本拠でハンブルガーSVと対戦する。
第21節、強豪シャルケを相手に7試合ぶりの勝利を飾り、ようやく長いトンネルを脱したかに見えたフランクフルト。しかし前節はFW岡崎慎司率いるマインツとのライン・マインダービーで1−3と惨敗し、波に乗ることはできなかった。累積警告で出場停止だった長谷部、そしてベンチを温めるだけで終わってしまった乾も、歯がゆい思いで試合を見ていたことだろう。
ただし同クラブにとっては今節も苦しい試合が予想される。上述の長谷部は順当に先発復帰を果たす可能性が高いが、ハードマークが売りのDFカルロス・サンブラーノ、21試合に出場し7得点を決めているエースFWハリス・セフェロビッチがそろって出場停止。2選手不在の影響をどれだけ最小限に抑えられるか、トーマス・シャーフ監督の手腕に注目したい。
対するハンブルクはDFマーセル・ヤンゼン、MFルイス・ホルトビー、FWピエールミシェル・ラソッガらレギュラー格5人を負傷で欠いており、またここ2試合に限って言えば1敗1分と勝ち星はなし。しかし、それぞれバイエルン・ミュンヘン、メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)という上位陣との戦いだったため、不調に陥っていると安易に考えるのは禁物だ。むしろ前節のボルシアMG戦で、前半のうちにFWイビチャ・オリッチが負傷退場しながらも、後半ロスタイムまで1−0でリードしていたことは評価されてしかるべき。入れ替え戦にまわる16位との勝ち点差は現在2で、下位に沈んではいるが、フランクフルトにとって厄介な敵となることは間違いない。
スコア速報(日本時間28日26時30分開始)