ドルトムントはCLラウンド16でユベントスと激突する。クロップ監督はタイプの違う2チームの対戦を「面白い試合になるだろう」と前日会見で話した(©imago)
ドルトムントはCLラウンド16でユベントスと激突する。クロップ監督はタイプの違う2チームの対戦を「面白い試合になるだろう」と前日会見で話した(©imago)

CL16強クロップ監督

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とが所属するドルトムントは2月24日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16でユベントス(イタリア)との第1戦をアウェーで戦う。

一時はブンデスリーガ最下位に転落し、長いトンネルから抜け出せずにいたドルトムントだが、現在は3連勝と波に乗っており、本来の姿を取り戻しつつある。前半戦の終盤はベンチを温めることが多かった香川も、ここ3試合は先発に復帰して得点に絡むなど調子を上げている。

CLグループステージでは初戦から4連勝と圧倒的な強さでグループ首位の座をつかんだドルトムントだが、ここからはノックアウト方式。まずは、敵地で勝ち点を奪取し、ホームで行われる第2戦(3月18日)でのアドバンテージを手に入れたい。ユベントスはグループステージではアトレティコ・マドリード(スペイン)に首位を譲って2位通過となったが、現在セリエA(イタリアリーグ)では2位のASローマに勝ち点9差をつけて首位を独走。24試合で敗戦は1回のみとなっている。

ドルトムントは前日午後にトリノに到着し、ユルゲン・クロップ監督とFWピエールエメリック・オバメヤンが会見に出席した。オバメヤンは「兄がユベントスからゴールを奪ったことがあると言っていた。今度は自分の番だ」と意気込みを語った。クロップ監督は、「ユベントスは経験豊富なチームだ。遅いテンポでも高いクオリティーでボールを回すことができる。我々とは全く異なるので、面白い試合になるだろう。チャンスを生かせれば、本当のチャンスがめぐってくるはずだ」と話した。

過去の対戦成績は、ユベントスの4勝2敗1分。前回の対戦は1997年まで遡り、CL決勝の舞台でドルトムントが3-1で下し、同大会初優勝を成し遂げている。ドルトムント、再びファイナルへーー。まだまだ長く険しい道のりが続くが、まずはここユベントスを倒さなければならない。