<ライン・マインダービー>

アイントラハト・フランクフルトマインツは約40kmの近距離に位置し、両チームの対戦はフランクフルトを流れるマイン川と、マインツを流れるライン川にちなんで、「ライン・マインダービー」と呼ばれている(*)。このダービーの歴史はまだ浅く、ブンデスリーガで最初に対戦したのは2005/06シーズン。当初は互いに譲らず4試合連続で引き分けとなった。現在でもその対戦成績は3勝3敗7分の五分となっており、今回14回目の対戦でどちらが優位に立つのか注目される。マインツは17日にカスパー・ヒュルマンド監督が解任され、マーティン・シュミット新監督の初陣となる。チームは後半戦開始のパーダーボルン戦で10試合ぶりに勝利を手にしたが、その後は2敗1分。開幕戦から8戦負けなしで蓄えた貯金もなくなり、今季最低の14位に順位を下げている。エースのは、前半戦で一時は得点ランキングのトップを走っていたが、第15節以降は無得点となっている。対するは前節のシャルケ戦(1-0)では9試合ぶりに先発から外れ、出場機会もなかった。今節では奮闘する姿に期待したい。なお、は累積警告のため出場停止となる。

(*)マイン川はマインツでライン川に合流する

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<ドルトムントとシュトゥットガルトの残留争い>

連勝で降格圏から抜け出した香川真司丸岡満が所属するドルトムントは2月20日、最下位の酒井高徳が所属するシュトゥットガルトと敵地で対戦する。両者の勝ち点差は4で、ドルトムントは勝利すれば一気に最下位との差を広げることができる。逆に、シュトゥットガルトが勝てば、残留争いはますますし烈を極めるだろう。香川は第20節で今季初アシストをマークし、ここ2試合は先発に復帰。酒井は前節、リーグ初ゴールを挙げたばかりと、両日本人選手は調子を上げている。前回(第5節)は2-2の引き分けに終わっているが、残留するためにはどちらも勝ち点3を獲得したいところ。

<ウォルフスブルクの新点取り屋>

2位のウォルフスブルクは後半戦開始に首位のバイエルン・ミュンヘンに4-1で大勝した。それ以来、勝ち点差は8のまま縮まってはいないが、後半戦の得点数はバイエルンの14点を上回って15点とリーグトップに立っている。そのうち、約半数の7ゴールを挙げているのがFWバス・ドストだ。ドストは前半戦のほとんどは控えで過ごし、先発はわずか3試合だった。それでも、第14節のハノーファー戦で途中出場から勝ち越しゴールを奪うと、第17節のケルン戦では同点弾を決めるなど、与えられたチャンスで役割をしっかりと果たした。後半戦からはイビチャ・オリッチが移籍したこともあり、レギュラーを獲得。先述のバイエルン戦で先制点を含めた2ゴール、第20節のホッフェンハイム戦では1ゴールを決めた。前節のレーバークーゼン戦ではドストの2得点でチームは3-0で前半を折り返した。後半は相手の反撃により1点差に迫られたが、バストがすぐさまゴールを奪い返す。それでも72分に4-4と同点に追いつかれたが、ロスタイムにドストのこの試合4ゴール目で勝ち越しに成功。チームを連勝に導いた。前半2得点だったドストは、現在9ゴールで得点ランキング4位に浮上。アシストランキング首位のケビン・デブロイネとともに、ウォルフスブルクの得点源となっている。(ケビン・デブロイネの記事へ