ブンデスリーガ第21節は2月13〜15日に各地で9試合が行われる。後半戦開幕からすでに3試合を消化し、各クラブとも好不調の傾向が見えつつある。今節の注目点を紹介する。

<シンジ対決制すのは?>

今節、日本のサッカーファンにとって最も注目したいゲームがドルトムントマインツの一戦だろう。とによる「シンジ対決」は前半戦、ドイツメディアにも大きく取り上げられた。第4節の対決では両選手ともに先発し、香川は65分に交代。一方、この試合でブンデスリーガ100戦目を迎えた岡崎はフル出場し、66分に先制点を決める活躍で2-0の勝利に貢献した。

前半戦は岡崎に軍配が上がったシンジ対決だが、今節の両チームの状況は当時とは異なる。今季開幕から8戦無敗のクラブ新記録を樹立したマインツはその後不振に陥り、後半戦も第18節こそ5発大勝を飾ったが、前節では監督交代直後のヘルタ・ベルリンに0−2の完敗を喫した。この黒星で13位に順位を下げ、降格圏の17位、18位との勝ち点もわずか4となってしまった。岡崎は6試合連続無得点で、最近の試合ではシュート本数も激減している。そろそろネットを揺らして明るい声が聞きたい。

対するドルトムントは後半開幕戦で最下位転落。さらに負けを重ねて連敗となったものの、前節フライブルク戦では3-0の快勝を収め、7試合ぶりに先発した香川も今季初アシストをマークし、復調への兆しは見えつつある。

<バイエルン対ハンブルクは史上100戦目>

王者バイエルン・ミュンヘンが本拠に迎えるのはハンブルガーSV。両者は今節がブンデスリーガで100度目の対決となる。過去の通算対戦成績はバイエルンが58勝19敗22分、本拠でも36勝5敗8分と、いずれも大きく勝ち越している。後半戦はまさかの黒星スタートで1勝1敗1分と、本来の強さはまだ発揮できていないが、ここで大勝して勢いを取り戻したいところだろう。

ハンブルクにとっては勝てば2010年2月28日以来、引き分けでも2008年8月15日以来の快挙となる。これまで何度も危機にさらされながらもまだ一度もブンデスリーガ2部への降格を経験していないハンブルクは、今季も下位に沈んでいるが、後半戦は現在連勝中。王者から勝ち点を獲得できれば、浮上の足掛かりとなるかもしれない。

<人気のラインダービー>

とのケルンは今節、メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)と対戦する。ライン地方のクラブは多数存在するが、その中でも近距離に位置し、人気のカードがこの一戦だ。今季昇格したケルンと上位常連クラブのボルシアMGでは実力に開きがあると思われるが、ケルンは後半戦1勝2分で無失点、ボルシアMGは前節シャルケとの上位対決に敗れている。順位やチーム状況とは関係なく盛り上がるのがダービー。この試合でも熱い戦いが繰り広げられることは間違いない。