本拠での第19節レーバークーゼン戦にフル出場したヘルタ原口。「得点に絡まなければ」と悔しさを露わにした
本拠での第19節レーバークーゼン戦にフル出場したヘルタ原口。「得点に絡まなければ」と悔しさを露わにした

原口「あと一歩」

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2月4日のブンデスリーガ第19節でとのヘルタ・ベルリンは本拠に上位レーバークーゼンを迎え、0-1で敗れた。試合後、フル出場した両選手がインタビューに答えた。


細貝萌

――試合を振り返って。

細貝 とにかく結果が出なかったのが残念です。チームの課題はたくさんありますけど、選手でもっと解決できるし、もっと選手が考えて、監督が目指しているものをもっと選手がピッチ上で表現しないといけないと思います。

――ブレーメン戦でも同様だったが、今季は前半戦からチームの調子が良くない。チームのメンタル面、自信のほどは。

細貝 やっぱり(ブンデスリーガに上がって)2年目のシーズンというのは、やっぱり難しい。自分自身も昨季に比べて、『自分の周りには相手がいる』というのを今季は感じているので。昨季の前半戦うまくいっていた理由は、勢いがあったことと、逆に全選手ががむしゃらに、ひたむきにやっていたからうまくいったのだと思う。ただ逆に、それでブンデス1部で戦えるんだ、という風に思うようになったことで、前みたいにやればいいものを、うまくやろうとしている。だからこそ、昨季みたいに勢いをもってやらないと。そうしないと、当然他もみんないいチームばかりですから、そこから勝ち点を積み重ねていくことが難しくなると思う。


原口元気

――試合結果はともかく、先発に入ったというのは個人としてはポジティブな見方ができるのでは。

原口 まあ・・・チャンスもあったんで。そのチャンスを、得点に絡むことでものにしたかったし、それを求められて試合に出してもらったと思ってるので。それができなかったのが非常に・・・まあ、簡単に言えば悔しいです。

――チャンスはあったけど決め切れなかったというのは、あと何があったらそのチャンスをものにできた?

原口 最後のクオリティーが一番大切というか。全世界で求められてるのはそこで仕事ができる選手なわけなので。それができてないので、成長しなきゃいけないなと思います。

――その最後のクオリティーを上げていくためにはどういうことが必要?

原口 僕の場合はスピードっていうのが持ち味の部分なので、抜け出した時にもっと余裕があるような受け方をするとか、ほんと一瞬の勝負なので、判断を間違えないとかそういうところだと思うんですけど。またしっかり映像見なおして、反省したいなと思います。

――前半戦の頃と比べると動きに無駄がなくなったというか、自分の動きたいところに動けているように見えた。そこは慣れてきたところが大きいのか。あるいはコンディションがいいからなのか。

原口 まあ単純に言えば、コンディションがいいというのがありますし、しっかり走れているので、攻撃に関しても守備に関しても、いいところで受けれたりとか、いい形で奪えたりとかができたんじゃないかなと思います。あと一歩、もう一歩いく、最後のゴールってところであと一歩かなというイメージです。

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