第15節、日曜の見どころ
ウォルフスブルク、レーバークーゼンなど上位チームが登場
ブンデスリーガ第15節最終日は12月14日、各地で下記の2試合が行われる。
レーバークーゼン - ボルシアMG
今シーズン開幕以来7位以下に転落したことがないレーバークーゼンは本拠で、第5節以降6位以上を常にキープしているメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)との上位対決に臨む。破壊力のある攻撃を最大の武器とする前者は、ここまでホームでのリーグ戦で4勝0敗3分と負け知らずである一方、後者は今季の欧州ヨーロッパリーグ(EL)を戦った後の試合で0勝2敗5分。さらに同対戦カードの過去2シーズンを見ると、ボルシアMGが0勝2敗2分となっており、データ上ではレーバークーゼンが圧倒的に有利だ。ただし同クラブはセットプレーやPKからの失点が多く、集中の持続に欠けるシーンもある。その弱点を巧みに突くことができれば、ボルシアMGにも勝機はありそうだ。
ウォルフスブルク - パーダーボルン
ウォルフスブルクは、ホームにパーダーボルンを迎える。現在2位につけるウォルフスブルクはここまで勝ち点29を積み重ねており、第14節終了時点ではクラブ史上最高の成績。また直近6試合で全勝、かつ4試合連続で無失点を継続するなど、ホーム開催ではすこぶる調子が良いのも見逃せない。しかし、初のブンデスリーガ参戦ながら、10位とまずまずの順位につけているパーダーボルンの底力にも注意は必要だ。同クラブは残り15分での得点が計8つあるが、これを上回るのはバイエルンだけ。目玉となる選手はいないが、終了のホイッスルを聞くまで全員がハードワークを怠らないその精神力をあなどってはいけない。
スコア速報(日本時間14日23時30分開始)