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攻撃力が課題のケルン。大迫のストライカーとしての真価が問われる
攻撃力が課題のケルン。大迫のストライカーとしての真価が問われる

攻守のバランス

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第7節までの中間査定(ケルン)

昨季、ブンデスリーガ2部で優勝して3シーズンぶりにブンデスリーガに昇格したケルンは、ここまで 失点数はリーグで3番目に少なく鉄壁の守りを誇っている。その一方で、攻撃力に問題があり、1勝3敗3分となかなか勝ち点を積み重ねられていない。

チームの現状

コンパクトな4-2-3-1やより攻撃的な2トップの布陣など、対戦相手によってフォーメーションを変えている。守備的な布陣では攻守の切り替えが激しく、長い距離を走らなければならないリスクもあるが、シュートまで持っていけるというメリットがある。守備に関しては申し分ないが、問題は攻撃力だ。ここまで3度のスコアレスドロー、3敗のうち2試合は無得点と守りに比重を置くあまりゴールが遠い。第7節のフランクフルト戦ではアグレッシブに戦って2ゴールを挙げたものの3失点。ケルンに必要なのは間違いなく攻守のバランスだろう。は5試合に先発出場し、第2節のシュトゥットガルト戦でブンデスリーガ初ゴールを決めた。しかしその後はチャンスを生かし切れていない。けがで長期離脱していたは第7節に途中出場し、ブンデスリーガ初出場を飾ったばかり。日本のストライカーと攻撃的MFの奮起に期待したい。

長所と短所

ケルン守備陣は1対1の競り合いでは57%の勝率。守りを固めた結果、失点はリーグで3番目に少ない6。その半面、なかなかゴールが生まれず、4得点はハンブルクに続いてワースト2位の記録。16本のシュートでようやく1ゴールが決まるという計算だ。

移籍

今夏移籍した大迫は1ゴール、ケビン・フォークトは2アシストをマークしている。昨季、ブンデスリーガ2部のカイザースラウテルンで13ゴールを挙げ、新加入の中で最も期待されていたジモン・ツォラーは無得点と、まだチームに完全にフィットしていない。6試合出場のパベル・オルコフスキは、右SBとしてだけでなく、右サイドハーフとしても機能している。その一方で出場機会に恵まれていない選手もおり、スワボミル・ペシュコは3試合のみプレー、トマーシュ・カラスとドゥシャン・スベンはまだ出場がない。

サポーター

ケルンサポーターはブンデスリーガへの復帰を待ちに待っていた。ホームゲームではスタジアムに応援歌が響き渡り、素晴らしい雰囲気で選手を迎えている。ペーター・シュテーガー監督の「我々は負けることに慣れなければならない」という言葉も、今のところサポーターが気に留めている様子はない。熱い応援に応えるために、ケルンは攻守のバランスを取って巻き返しを図りたい。

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