第7節までの中間査定(バイエルン)

勝ち点17で無敗の首位。バイエルン・ミュンヘンは第7節終了時点で、短いプレシーズンと多くの負傷離脱者にもかかわらず、再び記録的王者として最も好む場所に位置している。「2列目が弱ければ問題だったかもしれないが、うちは素晴らしいメンバーがそろっている」と話すのは守護神マヌエル・ノイアーだ。ペップ・グアルディオラ監督は、バスティアン・シュバインシュタイガー、フランク・リベリ、ハビ・マルティネスらチームの柱となる選手が不在であっても機能するチーム作りに成功した。

ゲームのアイデア

2シーズン目を迎え、グアルディオラ監督は戦術的観点においてさらなる成長を求めている。ポゼッションは最大の原則だが、攻撃ではさらに強くプレッシャーを掛けていく。サイドからの仕掛けをより強力にするため、ディフェンスでは3バックを優先することが多い。しかしシーズン序盤の際どい試合では、一時的に4バックも採用した。負傷者続出のためポジション変更を余儀なくされたが、ここ数試合で新たな戦術はさらに噛み合ってきている。今季のバイエルンはカウンターが増えたものの、ノイアーは変わらず堅守を見せ、ここ5試合は無失点に抑えている。「僕はとても満足しているよ。このクラブでは常に勝たなくてはならないんだから」とは、グアルディオラ監督の第7節ハノーファー戦後のコメント。しかし同時に楽観視に対しては「首位には立っているが、今はまだ10月が始まったばかりだ」と注意深さは健在だ。

移籍

緊急措置からファンのお気に入りとなったのが、シャビ・アロンソだ。ハビ・マルティネスの長期離脱が確定し、クラブは移籍期限ギリギリでレアル・マドリード(スペイン)から急きょアロンソを獲得。ゲームメークやボールの配給において、すでに不可欠な存在となっている。ほぼ毎試合チーム最多ボールタッチ数をマークし、第6節ケルン戦では204回というリーグ史上最多記録を打ち立てた。初得点はまだだが、ハノーファー戦では55mからの芸術的な惜しいシュートを放った。本拠アリアンツ・アレーナではそのプレーを讃える「アロンソ、オーオー」というシュプレヒコールが頻ぱんに沸き起こる。

今夏、ドルトムントから移籍したロベルト・レバンドフスキも調子を上げている。ハノーファー戦では2得点を挙げた。マリオ・ゲッツェとともに、ここまで7試合で4ゴールを決め、チームトップの点取り屋だ。ディフェンス陣の新加入選手ではフアン・ベルナートが先発の座を獲得した。ダビド・アラバとともに左サイドに安定をもたらしている。

総括

伝統のオクトーバーフェストが開催される期間、バイエルンはブンデスリーガで本来の姿を現し始めた。第5節でパーダーボルンを4-0で下して首位浮上を果たすと、第7節までトップを守っている。しかしアリエン・ロッベンは「まだ7試合が終わっただけ。この後もまだまだ長いシーズンは続く。大事なのは、常に批判的であることだ」と気を引き締めている。

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