ブンデスリーガ2014/15シーズン展望(ヘルタ・ベルリン)

昨季ブンデスリーガに昇格したヘルタ・ベルリンは快進撃を見せ前半戦を6位で折り返すも、後半戦失速し11位でシーズンを終えた。今季はエースのFWラモスが抜けた穴をきっちりと補強できるかがカギを握る。


課題は得点力向上

2013/14シーズン、ヘルタが決めたゴールはわずか40。これより得点が少なかったのは降格したブラウンシュバイクとニュルンベルクのみだった。そして16得点を挙げたアドリアン・ラモスはクラブを去った。ヨス・ルフカイ監督にとってオフェンスが最も重要な補強点となったのは言うまでもない。「うちはより攻撃的にもより守備的にせず、とにかく計算できないチームになりたいんだ」とルフカイ監督は話す。さらにラモスの16ゴールをほかの選手何人かで補えるよう、3-4-3のシステムを取り入れた。


豊富なバリエーション

全体的にヘルタは満足のいくプレシーズンを過ごした。0-2で敗れたセビージャ(スペイン)戦を除けば、強化試合では負けていない。オーストリア・ザルツブルク戦では5-0で完勝。3-4-3システムはこれまでまだ本当には試せていないが、新加入7選手が全員、現実的に先発入のオプションになり得ることによって、ルフカイ監督には数多くのバリエーションが可能となる。

プレシーズンの勝者

ファビアン・ルステンベアガーにとって、今のところすべて順調だ。バレンティン・シュトッカーが加入し、同郷スイスのチームメートもできた。監督からは再び主将に任命された。昨季後半戦を棒に振った原因である2度の重い肉離れから回復し、調子を取り戻すことはもっと重要なことだが、ボランチでもCBでもライバルが存在し、し烈なポジション争いが待ち受けている。

細貝萌

昨季はチーム加入後すぐにポジションを確保。チーム最多の33試合に出場し、本職のボランチだけでなくCBでも出場するなど、監督からの信頼の厚さをうかがわせた。けがで離脱中の主将ルステンベアガーに代わり、強化試合ではキャプテンマークを巻くなど主軸としてチームを支える存在であることは今季も変わらない。

原口元気

今夏ヘルタに移籍した原口には、ゴールという目に見える結果が期待される。強化試合ではトップおよび2列目で起用され、得点、アシストともに記録している。ルフカイ監督は「新加入の選手にも先発入りの可能性はもちろんある」としているが、同時に「レギュラーの保証はだれにもない」と含みを持たせている。しかし16日のDFB杯1回戦でも得点を挙げ、アピールは万全だ。


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